この記事はKDDI Engineer & Designer Advent Calendar 2023の5日目として投稿されたものです。
このアドベントカレンダーは「KDDIのみんなでTechな記事を書こう!お仕事に関係しても関係なくてもOK!」という企画となっています。
ちなみに、本記事は私自身のお仕事とは関係ないものです。
Dataikuとは
DataikuはAI/MLワークフローをGUIで構築できるプラットフォームです。
自分で用意したPCやサーバやクラウドにインストールして使える無料版、マネージドでも使える(SaaSとして利用できる)有償版があります。
有償版ではSnowflake/BigQueryへの接続やSpark対応など様々な機能が解禁されますが、無料版でもかなりのことができます。
また、有償版は14日間の無料トライアルもあるので、サーバなんて持ってないよ!という方でもすぐにDataikuを体験することができます。
ちなみにDataikuは「ダタイクゥ」あるいは「データイクゥ」と発音するようです。初期からのユーザは「ダタイク」、最近のユーザは「データイク」と呼んでいることが多い印象。
参考:Dataikuのカンファレンス「Everyday AI」におけるCROの発音
Dockerで導入しよう
以下の手順で導入されるDataikuは最新版ではないのでご注意ください。(2023年12月時点)
本記事では、Dataikuの無料版を導入していきます。
実は本当に最速なのはWindows版の導入らしいのですが、まだ公式にサポートされていないので、Dockerで試してみましょう。
リポジトリは今回はこちらを使っていきましょう。
ユーザ名はそれっぽいんですが残念ながらなんだか公式のものではなさそう。
sudo docker pull dataiku/dss:latest
sudo docker run -p 10000:10000 -d dataiku/dss
これで起動したはずなので、docker ps
コマンドで確認してみます。
> sudo docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
2c53180041ea dataiku/dss "/home/dataiku/run.sh" 1 hours ago Up 1 hours 0.0.0.0:10000->10000/tcp, :::10000->10000/tcp modest_dubinsky
起動していますね。
ポート10000にコンテナのポートを公開しているので、Webブラウザでlocalhost:10000
にアクセスすればOK!
最初にユーザ登録が必要なので回答していきましょう。
インストールしたけど次にどうしよう
ぜひDataiku Academyのコンテンツにチャレンジしてみてください!
かなり丁寧なチュートリアルコンテンツが掲載されています。しかも日本語対応!
AI/MLを初めてみたいけどプログラミングはハードルが高いな…という方、ぜひDataikuを触ってみませんか?