この記事はSnowflake Advent Calendar 2024の1日目です。
みんなでAIデータクラウドの世界を盛り上げていきましょう!
Data Superheroesとは
Data SuperheroesはSnowflakeの公式アンバサダー的な制度です。
Snowflakeについてスキルと情熱を持ち、それをコミュニティで広めている人が選ばれます。
現在全世界で82人、日本からは12人が選出されています。
Streamlitの勉強会開催を中心としたSnowVillage(Japan Snowflake User Group)での活動を評価いただいて(たぶん)、2024年2月よりその末席に加えていただきました。
アルファベット順なので一番最初に名前が載っていてちょっとラッキー。
Data Superheroになってからやったこと
2024年1月
1月の後半くらいに内示があってData Superheroの心得などを伝授されるトレーニングがありました。
それまでは「今年はちょっと届かなかったかなー、でも来年までに頑張って活動してData Superheroになってやろう!」と考えていたのを覚えています。
SnowVillage内でStreamlit勉強会やSnowPro1勉強会をこつこつと開催していました。
また、1月上旬にはStreamlitのイベント、「新春!Streamlitライトニングトーク大会」を企画・開催しました。ほぼ初めてのイベントで勝手が分かりませんでしたが、皆さんにサポートしてもらって実現できました!ありがとうございます。
Data Superheroの先輩である渋谷さんがアメリカのデータ事情を語る配信イベントにも混ぜていただきました。「こういうの考えているんだけど」ってレスにいち早く手を挙げた結果で、積極性って大事だなと学びました。
2024年2月
正式にData Superheroになりました。
2月もStreamlit勉強会、SnowPro勉強会を継続していました。
また、SnowVillage TVという配信イベントも開催しました。
AWSのアソシエイトな資格を取得したり、自分自身の基礎力向上をしてました。
2024年3月
Snowpark Container Servicesのイベント「Snowpark Container Servicesで解き放つ!データアプリケーションの魔法」をData Superheroesの一人、あれさんたちと一緒に企画・開催しました。
最新の技術でLTできるのって楽しいなー。
プライベートの引っ越しがあってあまり活動できなかったのですが、Streamlit勉強会だけ他のメンバーが積極的に回してくれていたので継続できました。ありがとうございます!
2024年4月
SnowVillage Unconferenceの企画はこの時期に始まっています。運営メンバーの一人としてちょこっと手伝わせてもらいました。誘ってくれてありがとうございます!
また、Snowflake Arcticに関するハッカソン「THE FUTURE OF AI IS OPEN」に参加して開発していました。
2024年5月
先月から引き続き「THE FUTURE OF AI IS OPEN」の開発をしていてそれが大変でしたね…でも檜山さんや村越さんと一緒に開発したのはすごくいい経験になりました。
SnowVillage Unconference #1を開催しました。また、Frosty Friday Live Challengeに初出演しました。この二つはとても気軽に登壇・出演できるのでぜひみんなに参加してほしいなーと思っています。
そして、2月に実施したSnowVillage TVも再び開催。登壇者の調整が大変だったり、配信できる人が限られていたりでこれ以降開催していないのですが、またやりたいなぁ。
2024年6月
Snowflake Data Cloud Summit 2024!
サンフランシスコで開催されたSnowflakeの年次イベントに初参加しました。
実はほとんどセッション聞いていないんですが、色んな人にお声がけいただいたおかげで楽しかったなぁ。
現地からのライブ配信やJapan Wrapupというセッションでちょっとだけ登場させていただいたりしました。
2024年7月
SnowVillage Unconference #2を開催しました。SnowVillage Unconferenceは運営メンバーが強いので普段は後ろから着いていくだけなんですが、このときは会場の調整でほどほどに頑張りました。その結果として自分の中でノウハウが蓄積されたので頑張ってよかった。
たまたま来日していたDash DesaiというSnowflakeの超スゴイ人が来てくれたのも嬉しかった!
Snowflake WEST User Groupにもお邪魔して、KTさんやあれさんと一緒に最新機能を色々と紹介しました。
2024年8月
Snowflake WEST User Groupのイベント「初心者大歓迎!Snowflakeのアーキテクチャを1から学び直そう!」で登壇させてもらいました。115ページのスライドで頑張って解説しました。
また、Frosty Friday Live Challengeにも再び出演させていただきました。
この2つに共通するんですが、登壇・出演の準備で深掘りした結果、自分が誰よりもスキルアップしていますね。
「Snowflake World Tour 2024でコミュニティ枠があるからSnowVillageのみんなでなんかやろうよ!」という企画が動いていたのもこの時期。Data Superheroesの一人、peiさんのリーダーシップで白紙の状態から企画が生み出されていくのを間近で見ることができたのは得難い経験。
2024年9月
Snowflake World Tour 2024のコミュニティ枠で使うアプリの開発をやっていました。
さらに、PyCon JP 2024でStreamlitブースに出すアプリも開発。
上記のいずれもSnowVillageのリードエンジニア、檜山さんが獅子奮迅の活躍していました。さすがだぜ!
Snowflake Squadを目指す人たちと1on1をしていたのもこの頃。「1on1お願いします!」って言ってくる人たち、だいたいみんな強いからアドバイスすることがなくて内心焦っていたのは秘密。忙しさにかまけて続きをできていないんですが、1on1を通じて自分自身が逆に教えられることがたくさんあるのでこれはまたやりたい。
2024年10月
SnowVillage Unconference #3を開催したり、
Frosty Friday Live Challengeに出演したり。
Data Superheroesの一人、喜田さんの誘いでStreamlit勉強会のみんなでOpen Source Conference 2024 Tokyo/Fallにも参加しました。
いざ本番になればゆるい空気で進行するイベントが多かったので癒されました。
10月はKTさんがSnowflakeを退社したのが一番衝撃だったかも?でも転職先のCanvaもSnowflakeのユーザということで、ますますパワフルにコミュニティをリードしてくれています。
この時期からSnowVillageは複数のリーダーでコミュニティメンバーをサポートするMayorsという制度をスタートしているのですが、私もKTさんと並ぶ形で10人のMayorsの一人になりました。その結果、これまでよりもさらに身近にKTさんのコミュニティ運営のやり方や考え方を見ることができて学びしかない!
2024年11月
Snowflake OKINAWA User Groupを立ち上げたぜ!イベントではSnowflakeの最新機能について解説したりしました。
また、Snowflake Senior Performance EngineerのYoshiさんを招いたライブ配信イベント「Snowflakeパフォーマンスの裏側~Snowflake開発チームエンジニアがSWTで語りきれなかった分まで語りつくす!」を開催しました。初めてライブ配信のオペレーションしたので緊張した…
緊張していてあまりしゃべれなかったんですが、Data Superheroの先輩である渋谷さん・ハリーさん、Mayorsの一人であるすずきさんがYoshiさんと繰り広げるディープなセッションが素晴らしかったなぁ。
2024年12月
今月はSnowflake BUILD Meetup、Streamlit Meetup Tokyo 2024という2つの大きなイベントをユーザ主導で開催予定です!
SnowflakeとStreamlitの二つでQiitaアドベントカレンダーもやっていきます。特にStreamlitのアドベントカレンダーはStreamlitのチュートリアルコンテンツをリメイクしよう、というもので、個人的に念願だった企画…!頑張るぞ!
Data Superheroだから経験できたこと
Data Superheroになると、Data Superheroesだけが参加できるSlackチャンネルに招待されたり、Snowflakeのエンジニアと最新アップデートについてディスカッションできるオンラインセッションに参加できたり、Snowflakeに関する情報のインプット量が一気に増えます。
また、Data Superheroという肩書があることで社内外の色々な人から相談される機会が増えました。知らない世界があるなぁというお話ばかりで、もちろんそのお話の内容は他では話せないのですが、それでも去年と比べると間違いなく自分の視野が広がっています。
また、ここまで書いてきたようにコミュニティの中で色んなものに参加させてもらいましたが、それを通じて色んな会社の色んな立場の方々と一緒に活動することができました。
その経験のバリエーションは自分の会社の仕事をやっているだけではなかなか得られないレベルです。
しかも、ご一緒させていただいた一人一人のスキルや知識や考え方が素晴らしくて…活動するたびに学びしかない。
もちろん、登壇・出演することになったから自分で勉強してレベルアップ、というのもパターンも頻繁にあります。
「なんでData Superheroになったんですか?」あるいは「どうしてコミュニティの活動を頑張っているんですか?」という質問をたまにもらうのですが、自分の場合は上記のような
- 色んな情報に触れられるから知的好奇心が満たされる
- 活動を通じて自分自身がレベルアップできて嬉しい
というのが大きいんだなと感じています。
Data Superheroになるためには?
Data Superheroesは最初に書いた通り、Snowflakeの公式アンバサダー的な制度なので、どうしてもアウトプットして自分自身の存在感を示すことが求められます。
アウトプットの品質や量を上げる、あるいは自分自身の存在感を高めるためには、まずコミュニティやイベントに参加することが近道だと思います!
コミュニティやイベントに参加することで、自分自身のオンリーワンなところが明確になったり、一緒にアウトプットする仲間が見つかったりします。
SnowVillageは主にSlackを中心に活動しているので、ぜひご参加ください!
Slackは外から雰囲気が分からないから参加しづらい…という方はまず2024/12/18に開催されるSnowflake BUILD Meetupにご参加ください。SnowVillageメンバーも多数参加予定です!
アウトプットって大変だよね、と思われる方もいると思います。SnowVillage Unconferenceへの登壇やFrosty Friday Live Challengeへの出演2をご検討ください。本当に気軽に登壇・出演できるんですよ!
もちろん、QiitaやZennでちょっとした記事を書くことから初めるのも王道でいいと思います。Snowflakeアドベントカレンダーはまだまだ参加者募集中です!
また、SnowPro CoreやSnowPro Advanced、SnowPro Specialityといった認定資格にチャレンジすることも有効です。
いずれかの資格を持っているのであればSnowflakeの技術については自信を持って語っていいです!
2024年からはSnowflake SquadになることがData Superheroへの重要なマイルストーンになったことは間違いないです。
Data Superheroよりも審査条件が一般的であるということなので、まずこのプログラムで自身のスキルと情熱をSnowflakeを認めてもらいましょう。
毎月記事を書いている、年に数回登壇している…という方はきっとSnowflake Squadになりうるはず!
2025年のData Superhero応募フォームはこちら。我こそはという方、ぜひ応募しましょう!
個人的な考えではありますが、まだ公式アンバサダーと呼ばれるほどの功績はないかなぁという方も一度応募して自分の情熱や実績を棚卸ししておくと次に繋がりやすいと思います。
私も、来年もData Superheroとして認定されるように応募しているところです!一緒に頑張りましょう。