LoginSignup
0
0

More than 3 years have passed since last update.

macでのHEASoftの基本的な環境構築方法

Last updated at Posted at 2020-08-06

HEASOFTソフトウェアをダウンロードする

まず、Download the HEASOFT Softwareから、「SOURCE CODE DISTRIBUTI」か、「PRE-COMPILED BINARY DISTRIBUTIONS」のうち、好きな方を選び、自分の使っているPCのバージョンにチェックを入れる。
NASAはソースコードの方を推奨してますが、時間がかって面倒なので、自分はBINARYをお勧めします。

次に解析したいミッションにチェックを入れると、自動で必要なパッケージにチェックが入るので、選択したらSubmitでインストールを開始します。
インストールには数時間かかるので寝る前とかにはじめると良いかもしれません。

セットアップ

基本的にはInstalling HEASoft (For Source or Binary Distribution)の「STEP-BY-STEP INSTALLATION INSTRUCTIONS」の通り進めれば良いです。

以下ではBinaryのセットアップについて簡単に記述しておきます。(バージョンとかは自分で合わせて変えてください。)

configureスクリプトの実行

まず、ターミナルを開いたら、

$ mkdir work
$ cd work/
$ mkdir software
$ cd software

として作業フォルダを作りましょう。次にダウンロードしたファイルを

$ mv ~/Downloads/heasoft-6.27.2mac_intel_darwin19.tar .
$ tar -xvf heasoft-6.27.2mac_intel_darwin19.tar

なりでここに移し、解凍します(Installing HEASoftのステップ2)。
解凍ができたら、

$ cd heasoft-6.27.2/x86_64-apple-darwin19.3.0/BUILD_DIR/

でBUILD_DIRディレクトリーに移動し、

$ ./configure > config.out 2>&1

としてconfigureを実行する(Installing HEASoftのステップ3)。 

PATHを通す

ターミナル上でcommand+nで新しいターミナルを起動します。
そこで、

$ emacs ~/.bash_profile -nw

でウィンドウを開き、一番下に

export HEADAS=/path/to/your/installed/heasoft-6.27.2/x86_64-apple-darwin19.3.0
alias heainit=". $HEADAS/headas-init.sh"

と書き、control+xと押した後、control+cで保存して終了する。そして、

$ source ~/.bash_profile

で.bash_profileの変更を反映する。

xspecなどが開発元を検証できないため開けない時

$ sudo spctl --master-disable

ですべてのアプリケーションの実行を許可する事ができます。
⚠︎ セキュリティ面は自己責任でお願いします。

X11のエラーが出たら

dyld: Library not loaded: /opt/X11/lib/libX11.6.dylib
  Referenced from: /your/installed/heasoft-6.27.2/x86_64-apple-darwin19.3.0/bin/xspec
  Reason: image not found

https://www.xquartz.org/
からXQuartz-2.7.11.dmgをインストールすればエラーが出なくなる。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0