HEASOFTソフトウェアをダウンロードする
まず、Download the HEASOFT Softwareから、「SOURCE CODE DISTRIBUTI」か、「PRE-COMPILED BINARY DISTRIBUTIONS」のうち、好きな方を選び、自分の使っているPCのバージョンにチェックを入れる。
NASAはソースコードの方を推奨してますが、時間がかって面倒なので、自分はBINARYをお勧めします。
次に解析したいミッションにチェックを入れると、自動で必要なパッケージにチェックが入るので、選択したらSubmitでインストールを開始します。
インストールには数時間かかるので寝る前とかにはじめると良いかもしれません。
セットアップ
基本的にはInstalling HEASoft (For Source or Binary Distribution)の「STEP-BY-STEP INSTALLATION INSTRUCTIONS」の通り進めれば良いです。
以下ではBinaryのセットアップについて簡単に記述しておきます。(バージョンとかは自分で合わせて変えてください。)
configureスクリプトの実行
まず、ターミナルを開いたら、
$ mkdir work
$ cd work/
$ mkdir software
$ cd software
として作業フォルダを作りましょう。次にダウンロードしたファイルを
$ mv ~/Downloads/heasoft-6.27.2mac_intel_darwin19.tar .
$ tar -xvf heasoft-6.27.2mac_intel_darwin19.tar
なりでここに移し、解凍します(Installing HEASoftのステップ2)。
解凍ができたら、
$ cd heasoft-6.27.2/x86_64-apple-darwin19.3.0/BUILD_DIR/
でBUILD_DIRディレクトリーに移動し、
$ ./configure > config.out 2>&1
としてconfigureを実行する(Installing HEASoftのステップ3)。
PATHを通す
ターミナル上でcommand
+n
で新しいターミナルを起動します。
そこで、
$ emacs ~/.bash_profile -nw
でウィンドウを開き、一番下に
export HEADAS=/path/to/your/installed/heasoft-6.27.2/x86_64-apple-darwin19.3.0
alias heainit=". $HEADAS/headas-init.sh"
と書き、control
+x
と押した後、control
+c
で保存して終了する。そして、
$ source ~/.bash_profile
で.bash_profileの変更を反映する。
xspecなどが開発元を検証できないため開けない時
$ sudo spctl --master-disable
ですべてのアプリケーションの実行を許可する事ができます。
⚠︎ セキュリティ面は自己責任でお願いします。
X11のエラーが出たら
dyld: Library not loaded: /opt/X11/lib/libX11.6.dylib
Referenced from: /your/installed/heasoft-6.27.2/x86_64-apple-darwin19.3.0/bin/xspec
Reason: image not found
https://www.xquartz.org/
からXQuartz-2.7.11.dmgをインストールすればエラーが出なくなる。