ソフトウェアマネージャーがオフラインになってしまう時の対処法

概要

Virtualboxで、LinuxMint22（ベースはUbuntu24.04らしい）をインストールし、あれこれやってたらソフトウェアマネージャがエラーを出すようになってしまった。
Cannot download packages whilst offline

原因

NICに静的IPアドレスを割り当てた際、
NetworkManagerが想定外の挙動になってしまった。

以下のようなYamlファイルを追加(enp0s8を内部ネットワーク用として、192.168.1.1/24を割当)し、
netplan applyした後から繋がらなくなった。

/etc/netplan/99-my-local-int.yaml

network:
  version: 2
  ethernets:
    enp0s3:
      dhcp4: true
      dhcp6: false
      nameservers:
        addresses: [8.8.8.8, 8.8.4.4]
    enp0s8:
      addresses: [192.168.1.1/24]

対処

NetworkManagerの停止と、networkdの採用

• yamlファイル修正

/etc/netplan/99-my-local-int.yaml

network:
  version: 2
  renderer: networkd
  ethernets:
    enp0s3:
      dhcp4: true
      dhcp6: false
      nameservers:
        addresses: [8.8.8.8, 8.8.4.4]
    enp0s8:
      addresses: [192.168.1.1/24]

• 不要かもしれないけど、元々あったYamlも修正（rendererをnetworkdに。上のファイルと重複してるかも？）

/etc/netplan/01-network-manager-all.yml

# Let NetworkManager manage all devices on this system
network:
  version: 2
    #renderer: NetworkManager
  renderer: networkd

• NetworkManagerの無効化

sudo systemctl stop NetworkManager
sudo systemctl disable NetworkManager

※networkdは既に起動済みでした。

• OS再起動を行う。

これで解決しました

NetworkManagerってGUIで設定できるというけど、使った記憶があまり無い…。
正統派Ubuntu自体が結構リソースを使うため、あまり使わないというのもあります。
自分は邪道ですね。

参考にしたサイト