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VSCode + Laravel + IntelphenseでFacadesが認識されないことの対策

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はじめに

 こちらの記事を見ていただいている皆様、PHPフレームワークのLaravel開発、どのようなIDEを利用されておりますでしょうか?
 私はVSCodeIntelephenseを最低限入れて、コーディングを行ってます。
 
 このLaravelには

  • ログを記録するためのLog Facades
  • DB接続のためのDB Facades

など、クラスインスタンス生成不要で、静的メソッドのように呼び出しが可能なFacades機能があります。
この Facadesは、useを利用せずに呼び出すことが可能な機能となります。

 ただ、Intelephense Ver.1.3以上の場合、 Facadesを検知しきれないためか図のように赤線を引かれてしまいます。これでは、記法エラーなのかIntelephenseの警告なのかわからなくなってしまいます。
スクリーンショット 2023-03-06 13.02.55.png

 今回はこの赤線をIntelephenseに引かせないためのパッケージ紹介となります。

この記事の目的

  • IntelephenseがFacadesを検知できないなどで出す警告を抑止すること

対象環境

  • VSCode
  • Intelephense(Ver 1.3以降)
  • Laravel(筆者の動作確認環境は8以上)

結論

laravel-ide-helperを導入する

laravel-ide-helperとは

 公式サイトも参考にまとめると、「Intelephenseが正確なオートコンプリートを提供できるように補助するヘルパーファイルを作成するライブラリ」です。
 
 先ほどの警告が出た図であればこのライブラリ導入とヘルパーファイルの作成すると図のようにワーニングが消えました。
スクリーンショット 2023-03-06 13.03.18.png

さらに、カーソルを合わせると、クラス参照のダイアログも出ました。
スクリーンショット 2023-03-06 13.03.29.png

導入手順及び利用方法

以下、公式サイトより、ざっくりと導入手順とhelperファイルの作成手順を記載します。(前提は、「すでにLaravelプロジェクトが存在する」となります。未作成の場合はLaravel公式のインストールガイドより作成してください。)

(1) 下記コマンドでパッケージを導入する(開発用であるため「--dev」でインストールします)
composer require --dev barryvdh/laravel-ide-helper
(2) 以下のコマンドでhelperファイルを作成
php artisan ide-helper:generate

以上のコマンドでFacadesのオートコンプリートが利用できるようになったはずです。

終わりに

このパッケージ導入で煩わしいFacadesの警告が消えるようになったかと思います。
この記事ではVSCodeで開発する人の助けとなれば幸いです。

余談

PHPStormを利用すると、最初から反応するという話を聞きました。 そうであればとても強力なツールだなと思います。

参考・参照

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