はじめに
本記事は、下記記事内「バージョンが変わらない場合」を実施しても解消されない方向けです。
現状
mac購入時からデフォルトでインストールされているRubyのバージョンを最新版に更新。
しかし、ターミナルを開き直すとバージョンが更新前に戻る。
Last login: Tue Jan 2 00:14:52 on ttys000
% ruby -v
ruby 2.6.10p210 (2022-04-12 revision 67958) [universal.arm64e-darwin22]
目標
ターミナルを開き直しても、更新後のバージョンが認識されること。
対象
mac購入後、初めてローカルのRubyを触る方向け。
結論
ターミナルがzshの場合、.zshrc
ファイルをいじる必要があった。
(上記記事ではターミナルがbashだから成功している)
zshとbash?何それ美味しいの?という方はこちらの記事をどうぞ。
手順
ターミナルで、
% rbenv init
と入力すると、
# Load rbenv automatically by appending
# the following to ~/.zshrc:
eval "$(rbenv init - zsh)"
と返ってくる。
続いて、vimで.zshrc
ファイルを開く。
% vim ~/.zshrc
vimで開いた.zshrc
ファイルに
eval "$(rbenv init - zsh)"
を貼り付けて:wq
でvimを抜ける。
% source ~/.zshrc
を投入後、
% ruby -v
を投入してバージョンを確認。
% ruby -v
ruby 3.3.0 (2023-12-25 revision 5124f9ac75) [arm64-darwin22]
いけました!
これは何をしているのか
ターミナルを新しく開いた時、
新しいバージョンのRubyやRailsを置いているファイルを
デフォルトで読み込むように設定している。
(今までは古いバージョンのRubyが保存してあるファイルがデフォルトで読み込まれていた)
# 今まで
% which ruby
/usr/bin/ruby
# 変更後
% which ruby
/Users/(ユーザー名)/.rbenv/shims/ruby
終わりに
ローカルにデフォルトで入ってるRubyのバージョンを更新してるわけじゃなくて、
新しくダウンロードしたRubyが格納されているファイルを読み込んでいるんですね。
(「更新」ではなく「新規作成」してるんですね)
参考サイトがとても参考になりますのでぜひ!
参考サイト