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誰かにチャレンジしてもらいたいときに気を付けていること

Last updated at Posted at 2021-12-07

こんにちは、GxPの石村です。
この記事はグロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2021の8日目です。

ここしばらく、自分自身がちょっとチャレンジしたり、周囲の人にチャレンジしてもらう機会が増えています。
このアドベントカレンダーもそのひとつで、25日埋めるべく社内のいろんな人に声をかけて記事を書いてもらっています。
この記事を書いている時点で25日中24日まで予定が立っており、ありがたい限りです。

今回は誰かに「少し踏み出してもらいたい」と思った時に、私が気を付けているポイントをご紹介したいと思います。
私もまだまだうまくやれているわけではないので、これを見て「私はこうしているよ」「それは逆効果だったことがある」といったアドバイスがあればぜひ教えてください。

ハードルは人それぞれ

最初に認識しておきたいのは、自分がその行動をとるのに感じるハードルの高さと、相手がその行動をとるのに感じるハードルの高さは違うということです。

何かをするときに、それがチャレンジなのかどうか、また、どのぐらい負担に感じることなのかは人それぞれです。
しかし、一度乗り越えた側の人間から見ると、チャレンジしてくれない人がじれったく感じたりガッカリしたりすることがよくあります。

ブログを書く、LTで発表する、行ったことのない勉強会に行く、といった他人との関わりがあるものは特にハードルを感じやすいと思います。
また、チームに「これを変えてみたい」「こんなモヤモヤを感じている」「こうしてほしいと思っている」といった提言をすることは、慣れ親しんだ相手であってもハードルを感じることだと思います。
私はこういったことに対するハードルは低い方ですが、超えてみようなんて思いつかないぐらい高く感じる人もたくさんいます。

期待を伝えずにガッカリするのは勝手

次に避けたいのは、チャレンジしてもらえなかったときに、勝手に期待して勝手にガッカリすることです。
どんな期待をされているか知らない状態で、期待通りの言動をとるというのは、かなり難易度が高いです。
エスパーみたいな人は存在しますが、だいたいの人は普通の人間なので、あなたの考えていることはわかりません。

「この人に是非やってもらいたい!」というチャンスが巡ってきて、「こんなのあるんだけどやってみない?」と声をかけたらあっさり断られた、なんてことはよくある話です。
相手がやりたいことと違った場合は仕方ないのですが、なぜその人にそのタイミングで声をかけたのかの説明が不十分な場合も多いです。
どんな期待を込めて誘われたのかわかっていたら回答が違う場合もあります。

私自身、あっさりした誘いだったので軽い気持ちで断ったら、しばらくたってから「こういう期待をしてたから声をかけたのに」と恨みがましく言われたことがありますが、「そんなこと言ってなかったじゃん。勝手な人だな。」と思いました。

期待を伝えることがプレッシャーになってしまう場合もありますし、勝手な期待をしないという選択肢もあります。
しかし、期待されることを嬉しく思ってくれたり、伝えることで関係性がよくなることも多いので、なるべく丁寧に伝えたいですね。

不特定多数ではなくひとりひとりに声がけをする

ここまでは特定の誰かへの期待についてのお話でしたが、「誰でもいいから誰かやってほしい」という場合がありますよね。
このアドベントカレンダーや、LT大会、社内勉強会などの参加者募集がそうです。

既に人気のあるイベントであれば、告知をするだけで人があつまるということもあるでしょう。
そうではない場合、オープンな場所(例えばSlackの多くの人が集まるチャンネル)で声をかけても、リアクションがないことが多いのではないでしょうか。
ここで「みんな興味がないみたいだ」と判断するのはまだ早いです。

興味があるのに反応をもらえない理由には、以下のようなものが多いです。

  • 期待されているのは私じゃないだろうと思ってしまう
  • ネタが思いつかない
  • 宣伝文だけではイメージがわかなかったので、流してしまった
  • 今度考えようと思ってそのままになっていた
  • チャレンジするのは今じゃなくていいやと思っていた

これらを解消するにはひとりひとりと会話するのが一番いいと思っています。
私がよくやるのは、宣伝はなるべく多くの人がいる場所でしておき、その後で話す機会があった人ひとりひとりに声がけをする作戦です。
アドベントカレンダーでは、1on1で「こないだ参加してたあの勉強会について書かない?」とか、勉強会で「こういうネタでAさんとかBさんとかどう?」といったように声がけをすると何人かにひとりは前向きに検討してくれました。
また、すべてのひとを私が知っているわけではないので、他の子会社や部署については、そこにいる人の「人となり」を知っている人にお願いしました。
社内勉強会であれば、日々の会話の中で相手の関心ごとを知ったときに、「そういうことに関心があるならこの勉強会いいかも」とおすすめしています。

おわりに

誰かにチャレンジしてほしいと思う気持ちを持っているイベント主催者や先輩は、たくさんいると思います。
「別にチャレンジなんてしたくない」と思う人からすれば、余計なお世話かもしれません。
でもきっと、チャレンジしてほしいと思う背景には、チャレンジした先にある素敵なことを体験してほしい気持ちがあるはずです。
それを丁寧に伝えていくことはめんどくさい部分もありますが、ひとりひとりと向き合うことで、より意味のあるチャレンジができたり、チャレンジしてくれたことへの喜びが倍増することにつながります。
ぜひチャレンジ仲間を増やしていきましょう!来年もよきチャレンジを!

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