1.はじめに
この記事はProtopedia Advent Carender 2023の7日目の記事です。
protopediaに集まる名作や迷作を世界に紹介したいエントリーです。
モノづくりが好きな人! protopediaに沢山作品を登録してる人! 作品をもっとたくさんの人に見てほしい人! 開発費が欲しい人! お祭り騒ぎが好きな人! お金が好きな人!
そんな人は是非Hackaday Prizeにエントリーして賞金$50,000を狙ってみませんか?
あなたがprotopediaに登録されている作品は、あなた自身も気付いていないとても高いポテンシャルを持っていますよ!
2.Hackaday Prizeにエントリーしてみませんか?
昨年「protopediaの時間」でも紹介させていただいた、Hackaday Prizeというモノづくりコンテストがあります。優勝賞金$50,000という世界最大規模のコンテストですが、実はProtopedia掲載作品も多くエントリーされています。
過去3年間で日本からのエントリー作品6作がファイナルに進出し、そのうち一作品は2位に入賞しています。
また、この6作はすべてprotopedia登録作品でもあります。
私は、数年前からメイカー活動を始めるとほぼ同時にprotopediaを使い始めました。そして多くの魅力的な作品に触れ、できることなら世界中のもっとたくさんの人たちに日本のメイカーの作品を紹介したいと思い、その一つの方法としてHackaday Prizeをはじめとする世界のモノづくりコンテストの紹介を行っています。
3.Hackaday Prizeへのエントリー方法
1.なにかつくる
2.Hackaday.ioに記事を書く
3.Hackaday Prizeにエントリーする
これがHackaday Prizeへのエントリー方法です。とても簡単ですね。
Hackaday.ioはprotopediaの様な、作品の紹介サイトです。アカウントを取得して作品の紹介や制作ログ、部品リストなどを公開できます。
Hackaday Prizeは毎年春先から夏ごろまで、5つの部門に分かれてエントリーを受け付けています。昨年は3月26日~9月13日まで、おおむね5週ごとに新たな部門のエントリーを受け付けていました。
どのようなテーマが選ばれるかは毎年のオフィシャルルールの公開時に発表されます。発表済みの作品もエントリーできますので、自分の過去作の中からテーマに合ったものを選んでエントリーすることも可能です。
4.Hackaday Prizeもっと詳しく
Hackaday Prizeについての詳細やエントリー作品についてはprotopediaの時間のなかでも紹介させていただきましたので興味のある方はご覧ください。
ProtoPediaの時間 Vol.133
ProtoPediaの時間 Vol.142
ProtoPediaの時間 Vol.150
5.Hackaday Prizeファイナル進出作品たち
Hackaday Prizeファイナル進出した作品たちです。どんな作品が好まれるのか、記事の書き方の参考などにどうぞ。
2021 Finalist
スタックチャン
2021年にはスタックチャンが2位入賞を果たしました。Challenge 4: Redefine Robots部門へのエントリーでした。
私がHackaday Prizeにエントリーしたのもスタックチャンに誘われたのがきっかけです。ありがとう!スタックチャン。
hackaday.io
ProtoPedia
M5Stack color maker
M5Stack creativity contestのために作った作品でしたが、Hackaday Prizeにエントリーしたところファイナルに選出されました。Challenge 5 Reactivate Wildcardへのエントリーです。
hackaday.io
ProtoPedia
2022 Finalist
ゼンマイじかけのデジタルムービーカメラ
この年は、テーマに恵まれました。たまたま作っていいた8mmカメラのデジタル化modでしたが、Hack it Backというテーマ設定にフィットしファイナル選出となりました。
hackaday.io
ProtoPedia
2023 Finalist
世界初、非接触空間センサーで創る非接触タッチパネル
protopediaの時間での呼びかけに呼応してエントリーしていただきました。Save the World Wildcardへのエントリー作です。
hackaday.io
ProtoPedia
AIロボット草刈機 Roktrack2
草刈りロボットのRoktorakはHackaday Prizeエントリーを機に、様々な海外メディアでも取り上げられました。Raspberry Pi公式雑誌にも取り上げられてるの、すごくないですか?
こちらもSave the World Wildcardkへのエントリーです。
hackaday.io
ProtoPedia
せみ捕り名人
この作品は2021年にprotopediaへアップしています。2023年のAssistive Techという部門へエントリーしました。Hackaday Prizeでは毎年異なるテーマが5つ選定されて作品を募集しています。過去作のストックが多い方は、マッチするテーマの募集に合わせてエントリーすると選出率が高くなるかもしれません。
hackaday.io
ProtoPedia