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Raspberry Pi Pico 2でOLEDを動かしてみよう

Last updated at Posted at 2025-01-17

Raspberry Pi Pico 2は、2024年9月に発売された安価な組込基板である。

私のようなお小遣いエンジニアにとっては安価に遊べるデバイス。
ESP32系ボードで安定したものを買うと2000円は必要。こいつなら基盤は1000円以内。
WifiやSDカードはついていないので、閉じたシステムの制御向き。

まず買おう

秋月でまとめて買っちまおう!

Raspberry Pi Pico 2
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g129604/

0.96インチ 128×64ドット有機ELディスプレイ(OLED) 白色
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g112031/

USB microB ケーブル
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g109314/

ブレッドボード
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g130086/

ジャンパ線
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g105371/

組もう!

ピン配
https://datasheets.raspberrypi.com/pico/Pico-2-Pinout.pdf

3.3VとGND
I2CはGPIO4,5につける。

GPIO4,5だが、ピンでいうと6番目と7番目なので注意。

Screenshot_20250117-200641.png

サンプルコード

VSCodeの拡張「Raspberry Pi Pico」を入れる。
めんどくさいCMake設定等を自動でやってくれるので開発中だけどこれ推奨。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=raspberry-pi.raspberry-pi-pico

New Project from Exampleからプロジェクトを作成。
Exampleから「ssd1306_i2c」を選択して作成する。
RasPiPicoVSCode.png

サンプル修正

サンプルは128x32ドット用なので、「ssd1306_i2c.c」のSSD1306_HEIGHTを32→64に変更する。

ssd1306_i2c.c
#define SSD1306_HEIGHT              64 // 32
#define SSD1306_WIDTH               128

コンパイル

右下のCompileボタンを押す。
image.png

生成物がプロジェクトフォルダのbuildにできる。
「プロジェクト名.uf2」をコピーする。
image.png

Raspberry Pi Pico 2に入れて動作

BOOTSELボタンを押したままPCにUSB接続する。
PCからUSBストレージとして見えるので、「プロジェクト名.uf2」をペーストする。
勝手にリブートして、プログラムが起動する。
image.png

所感

いままで結構C言語開発だとビルド環境を整えるのが面倒だったけど、VSCodeの拡張でかなり簡単になった。

RP2350が載っているのでなんかできそうな雰囲気。
ARM Cortex-Mデュアルコア + RISC-Vデュアルコア 150MHzという組み込み1000円基板とは思えないSoC。ただし、一度にアクティブにできるコアは2つのみらしい。

やっぱりWifiが載ってたほうがPCと繋ぎやすいかなぁ…。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g117947/

[2025/1/18 追記]

BH1750照度計と連携

せっかくなのでBH1750照度計(I2C)から読んだルクス値を表示するようにしてみました。
フォントもドットなど追加。

image.png

ソース一式をGithubに上げました。
https://github.com/airnanasi/BH1750_Illuminance_Sensor.git

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