久々にNGNの経路情報を見ようとしたら、更新があった模様。
更新に気づいた理由
HGWのログに「経路情報取得ログ」というのがあり、
2017/05/17 23:41:49 OK 取得成功 2017/02/10 13:47:39
などと書かれていた。ん? 2月に更新あったの?
自動化しろですね…すいません。
telnetで経路情報取得
自分で前に書いた記事を見ながらやってみた。
$ telnet 2404:1a8:c020:3::10 49881
Trying 2404:1a8:c020:3::10...
反応無し。もしや?
経路情報サーバーのDNS
$ dig @2404:1a8:7f01:b::3 route-info.flets-east.jp aaaa
:
;; ANSWER SECTION:
route-info.flets-east.jp. 49263 IN AAAA 2404:1a8:c023:3201::15
:
なんと、アドレスが変わっている。
再びtelnet
$ telnet 2404:1a8:c023:3201::15 49881
Trying 2404:1a8:c023:3201::15...
Connected to 2404:1a8:c023:3201::15.
Escape character is '^]'.
GET /v6/route-info HTTP/1.1
Host: route-info.flets-east.jp:49881
Accept: */*
Connection: close
HTTP/1.1 200 OK
Date: Thu, 18 May 2017 14:44:42 GMT
Content-Type: text/plain;charset=EUC-JP
Content-Length: 516
Connection: close
0000,2017/02/10 13:47:39
1111,2404:01a8:7e00:0000:0000:0000:0000:0000/40
1211,2404:01a8:0000:0000:0000:0000:0000:0000/32
1212,2001:0c90:0000:0000:0000:0000:0000:0000/33
1311,2408:0210:0000:0000:0000:0000:0000:0000/30
1411,2400:2410:0000:0000:0000:0000:0000:0000/30
1412,2409:0010:0000:0000:0000:0000:0000:0000/30
1413,240b:0010:0000:0000:0000:0000:0000:0000/30
1414,2404:7a80:0000:0000:0000:0000:0000:0000/30
1415,2405:6580:0000:0000:0000:0000:0000:0000/30
1416,2400:4050:0000:0000:0000:0000:0000:0000/30
Connection closed by foreign host.
2014/01/17 16:24:31
から比べて、下の3つが追加になったっぽい。
蛇足
NAT
今居る拠点のLAN内部では、NGNが配るprefixと別の、NGN内に到達できないprefixを使うため、NGN内のホストに到達するには、MA-100のようなNATが必要となる。
NATは、SEIL/x86で行っている。SEILのnat6
コマンドには、type ngn
とtype transparent
の2種類がある。
type transparent
は、説明書には「SEILシリーズ独自方式」と書かれているが、挙動を見ると、prefixだけを付け替えているように見える。
type ngn
の変換方式を調査しようと思って設定をtype ngn
に変更したら、自分の設定/バージョンにおいては、SEIL/x86がリセットを繰り返すようになってしまった。type transparent
に戻したら、直ったっぽい。
こちらの記事では、MA-100の変換後のprefixでない部分は、WAN側のインターフェースのアドレスとのこと。
当初、type ngn
でないとNGN内のホストに到達しないのかと思ったが、そうではないようなので、とりあえずtype transparent
でいいかな。
IPoE
ISPのIPoEを有効にしてVNEのprefixを使うようになったら、NGN内通信の遅延が3msくらい増えた気がする。
気のせい。遅延は今まで通り。増加は無線LANによる遅延だった模様。