はじめに
こんにちは。今回は技術系同人誌執筆のすゝめということで、技術系同人誌について少し語っていきたいと思います。
本を書くのはちょっとハードルが高いなと思っている方にぜひ読んでいただきたい内容となっております。
(想定読破時間:3分)
まず技術系同人誌ってなんやねん
そもそも技術系同人誌イベントって何?説明しよう!
SEの皆々様に置かれましては日々スキルの自己研鑽に努めていることと思います。
ITの世界は幅が広く、アプリケーション層、OS層、ハードウェア層、ミドルウェア層・・・えとせとら
方言によって表現は微妙に異なるかもしれませんが、一口にIT業界としてくくるにはあまりにも広すぎます。
そんな中でも自分の強みのエリアを皆様お持ちだとは思いますが、自分のエリア外は謎の包まれていることも多いと思います。
自分の担当外の未開の土地はどれも刺激的だと思いませんか?(わけわからん謎の技術てんこ盛りってちょっと見てみたくありません?)
そういう、いつもだと目には触れないようなものに気軽に出会えるのが(技術書典などの)技術系同人誌のイベントだったりします。
出版本と同人誌
また、自己研鑽といえば出版されている本を読まれる方が多いのではないでしょうか。
(AmazonにてC言語で調べると6000件以上、Javaでも5000件以上あるようです)
本を読む理由は初学者で一から学びたいということや、中級者で実践的なスキルを付けたいことなど様々かなと思います。
そういう本も見ていて勉強になるから楽しいんですが、すっきりと書かれているイメージがあります。
それと比較して、いろんな人が自分の好きなもの(技術)に関して好き放題書かれている本、それが技術系同人誌です。
(オタク君が自分の推しについて早口で楽しそうに語るアレです)
イメージとしては、出版されている本は大学の講義、同人誌はフリーマーケットのような感じです。
テーマパーク
そういう技術系同人誌があるイベントは「ITのテーマパークに来たみたいだぜ テンション上がるなぁ~」(ひろし)という感じでいるだけでワクワクします。
何というかこう、好きなモノ(者・物)しかない空間のように思えたりして好きなものに囲まれている感覚になります。
というわけで皆様、一度はそういうイベントに参加してみてもらえると空気がわかると思います。
鉄は熱いうちに打て(一般参加した後は是非サークル参加を!)
参加者としてイベントに参加するとすごい刺激を受けまして、自分でも生み出してみたい!と思うと思うんですよね。 ワイトもそう思います。
というわけで熱が冷めないうちに是非応募用紙をもらうことをお勧めします。こんなものは勢いです。
技術者として日々研鑽をする中で、きっとアウトプットをしてみたいと思ってると思うんです。
そう、Qiitaを日頃見ているそこのあなた!あなたもきっとそうです。アウトプットをするのは楽しいです。
Qiitaに記事を投稿したことがある人ならなおさらそうです。もう既に生み出している側の人間ですから。
嬉しさポイント
ここからは技術系同人誌を書いたことのある私がよかったな~と思ったことを書いていきます。
強制的に学べる
日々何となく過ぎていくと勉強の時間ってとりづらかったりすると思うんですよね。
でも、本を書かなくちゃいけないとなると否が応でも何かをインプットしなくちゃいけなくなります。
(日々インプットをしていて、アウトプットをするだけ、という人も恐らく学びなおす部分が出てくると思います。)
例えるなら「強制筋トレ機」です。強くなる理由を与えてくれるものです。
フィードバックがもらえる
本を頒布するのはいろんな人からフィードバックをもらえる機会がもらえるということです。
QiitaやTwitterに投稿した時も「いいね」が付いたら嬉しいじゃないですか。それです。つまりそういうことです。
仲間が増えるよ!やったね!
おいやめろ
イベントを通すと、日ごろ接点のない人と関りができます。
つまり、友達が増えるということです。
なによりかっこいい
「オレ、本書いてるんだよね」
って言ってみたくないですか?(内容はどうであれ)
障害となるもの
ここからは書かない理由について考えてみます。
紙の本として出すことの意義
このデジタルの時代に物理本とか・・・という気持ちもわかります。
そういう人は是非電子版でどうぞ。
いや、そういうこと(媒体形式)じゃないことはわかっています。
物理だろうが電子だろうが、形としてアウトプットすることの大切さを是非知ってほしいですねぇ
あとはほら、紙の温かさとかってやつですよ。()
本の形式での作り方がわからん
本としての作り方がわからん?そういう方は後述の私の本を読んでください。(ダイレクトマーケティング)
ラズパイ持ってればだれでも本を作れるようになります。(ダイレクトマーケティング)
おわりに
「技術系同人誌とはなにか?」「書く理由(はめっちゃある)・書かない理由(はないこと)」を説明してきました。
ごちゃごちゃ言わんととりあえず参加してみてください。
何より自分の好きなことを語るのはとても楽しいです。
それを自分で自由に表現できる空間(本)があるとしたら、遊ばない理由はなくないですか?
宣伝
実はここに書いてあるような内容についてもっとしっかり書かれている本がコミケで出るらしいですよ。
そうです、私が書いた同人誌です。来る2022/12/31(大晦日)に開催されるコミケにて頒布予定となっております。
場所は東京ビッグサイトの「土曜日 西地区 "し" ブロック 15a」です。お時間ご都合の作方はぜひ足をお運びください。お待ちしております。
(委託は考え中です。。。)
内容
前半は本記事書いたような「なぜ技術系同人誌を書くのか」という内容です。
ここに書いたのはそのほんの一部なので、興味を持った方は是非手に取ってみてください。
後半は実際にラズパイを使って以下のような執筆環境を構築します。
文字を書いたら勝手にPDFが出来上がったりウェブページとして見れたりします。
おまけにDockerとかTexとかも身についてしまう!お得!!
「はじめに」と「目次」をサンプルページとして公開しますので、興味があれば読んでみてください。
また、コミケのサークル情報については以下です。
では、よしなに!