はじめに Copilot Studioって?
Copilot Studioは、Microsoftが提供しているローコード製品です。
自分だけのCopilotを作成したり、既にあるCopilotをカスタマイズしたりすることができます。
今回は、Copilot Studioを使って社内用チャットボットを作る方法を書いてみます。
Copilot Studio作成の手順
- データソースを用意
- Copilot Studioにデータソースを登録
- (必要に応じて条件分岐などを設定して)完成
すごく簡単です。
使えるデータソースはこんな感じです。
設定が必要ですが、AzureやSalesforce、Dynamic 365との接続も可能です。
今回は、SharePointをデータソースにして作成してみようと思います。
以前、WebサイトをデータソースにしたBotも作成したので、そちらもよければ併せてご覧ください!
SharePointリストをデータソースにする
SharePointサイトのURLを入力します。
ちなみに、Copilot Studioではデフォルトで「AIが備えるナレッジの使用」がオンになっています。
データソースに存在していない質問(≒Bot作成者が意図していない質問)がきたときに答えてくれるのはものすごくありがたいのですが、今回はSharePointのデータのみを使用したいので、オフにします。
SharePointサイト上のファイルを検索しよう
「あれ、あのファイルどこにいったっけ……?」や、「前も似たようなプロジェクトやったな、あのときの提案資料みたいな……」など、ファイルを探すのに時間がかかることはありませんか?私はよくやります。
SharePointサイトをデータソースに設定すると、Copilotに「この資料出して!」と言うだけで「どんなことが書いてあるのか」と、そのファイルを一緒に返してくれます。
参照になっているところをクリックすると、ファイルのダウンロードができます。
ただ、例えば「このファイルの格納場所をおしえて」と投げかけても上記のファイルパスを教えてくれるわけではありませんでした。別のファイルの中身に反応してしまうようです。
おわり
今回はSharePointサイト上のコンテンツを取ってきてくれるCopilotを作成してみました。
本当はSharePointサイトの「リスト」項目を参照したかったのですが、そちらはなぜかうまくいかず……。
今度リベンジしようと思います。なにか知っている方がいたら教えてください!!