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GoogleスプレッドシートをDB代わりに全部無料のシステムを作るまで(Part1-概要・利点&欠点編)

Last updated at Posted at 2017-10-10

はじめに

非営利&個人使用のシステムを一から作ってみようとしたのがきっかけで、GoogleスプレッドシートやらGithubやら既存のAPIを用いてシステムを作ってみました。
この記事はその導入方法ややり方をまとめたものです。
もし同じような事を考えた際に困った方がいましたら、この記事を参考にすると助けになるかもです。

目次

この記事は続き物になってます。
(1記事にまとめるととんでもなく長い&見にくくなりそうだと予感したため)
大体以下のような構成で投稿しようと思ってます。

  • Part1~概要編~:使用したAPIについて、その利点や欠点 ←イマココ
  • Part2~導入編~:うp主の環境下での導入方法(ぶっちゃけブラウザ操作がほとんどなのでOSには依存しないかと)
  • Part3~データの受信方法~:(予定)
  • Part4~データの送信方法~:(予定)

使用したAPIについて

今回使用したAPIは以下の通りです。

  • Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートのセル内に書いてあるデータを全て、JSON形式で受け渡しが出来ます。
HTMLでフォームを作って、JSで情報を送信したり受信したりすれば、簡易的なフォームになりますし、これそのものをDB代わりに簡易的なシステムを用いたりも出来ます。
その他、様々なことに応用が利くと思います。可能性はきっと無限大でしょう。

利点

  • データの可視化に優れる
    使ってみた方はわかると思いますが、GoogleスプレッドシートはExcelっぽい見た目をしてます。 MySQLとかと違いDBの中がすっごく見やすいです。 受信したデータを他の人と共有する際も見やすく作ることが出来ます。
  • サーバーを立てなくてもDBが使える
    サーバー知識のない自分にとっては、これだけで利用価値がありました。

欠点

  • データ送信が遅い
    処理の中で「シート(MySQLのテーブルに該当するようなもの)の該当列の情報を1行1行変更する」という物がありましたが、45行の処理に対して10秒以上はかかりました。
    速さを求めるのでしたら、Googleスプレッドシートは非常に向いてないかと…。
  • Googleスプレッドシート自体に制限がある ※(12/13追記、コメントで情報頂きました)
    Googleスプレッドシートには、「1スプレッドシートにつき扱えるセル数は200万個」という制限があります。
    別のシートに情報を分割すれば希望は見えますが、処理や管理のコストを考えると辛いかもです。
    ※『Google Cloud SQL(有料)』という手段もありますが、これを扱うには『Google Cloud Platform』に触れる事になります

終わりに

記事の中で、間違っていることや気になる事等がありましたら、バシバシコメントして下さい。

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