はじめに
3年ほどMacで開発をしてきましたが、自作PCを作ったのをきっかけにWindowsに乗り換えました。
今回はWindows11のPCでWSL2 + Ubuntu + Windows Terminal + HomeBrew(LinuxBrew) + Zsh + neovimな開発環境を構築する過程を備忘録がてら残せたらと思います。
構築
WSL2 + Ubuntu
以下コマンドでWSL2のインストール、Ubuntuの最新版インストール、Windows上の各種設定まで実施されます。
powershellを管理者権限で開いて実行してください。
wsl --install
再起動するとUbuntuが起動するので、Ubuntuのターミナルから以下コマンドでwsl2がインストールされていることを確認してください。
wsl.exe -l -v
実行結果は以下のようになります。
NAME STATE VERSION
* Ubuntu Running 2
これでWSL2とUbuntuのセットアップは完了です。
Windows Terminal
以下リンクからWindows Terminalをインストールします。
https://apps.microsoft.com/store/detail/windows-terminal/9N0DX20HK701?hl=ja-jp&gl=jp
自分はひとまずフォントの設定、起動時の画面サイズの設定等々しておきました。
Zsh
以下コマンドを実行してUbuntuにZshをインストールします。
sudo apt install zsh
インストールが完了したら、デフォルトのシェルをbashからzshに変更しましょう。
以下コマンドで変更できます。
chsh -s $(which zsh)
あとはoh-my-zsh、powerlevel10kあたりを使って便利なエイリアスを使えるようにしたり、テーマを自分好みにかっこよくしたりしましょう!(ここ重要)
HomeBrew(LinuxBrew)
パッケージをインストールするのが楽ちんになるので、HomeBrewをインストールしておきます。
公式サイトの手順に沿ってインストールしていきます。
https://brew.sh/index_ja
インストールが完了したらコマンドを叩いて動作確認しておきましょう。
brew
実行結果はこちら
Example usage:
brew search TEXT|/REGEX/
brew info [FORMULA|CASK...]
brew install FORMULA|CASK...
brew update
brew upgrade [FORMULA|CASK...]
brew uninstall FORMULA|CASK...
brew list [FORMULA|CASK...]
Troubleshooting:
brew config
brew doctor
brew install --verbose --debug FORMULA|CASK
Contributing:
brew create URL [--no-fetch]
brew edit [FORMULA|CASK...]
Further help:
brew commands
brew help [COMMAND]
man brew
https://docs.brew.sh
ghqやらpecoやら
ソースの管理が便利になるので、個人的にghqとpecoは必須だと思います。
以下コマンドで入れちゃいましょう。
brew install ghq
brew install peco
pecoのキーバインドはお好みですが、自分はctrl+]で設定しています。
設定は.zshrcに記述。
# Peco
function peco-src () {
local selected_dir=$(ghq list -p | peco --query "$LBUFFER")
if [ -n "$selected_dir" ]; then
BUFFER="cd ${selected_dir}"
zle accept-line
fi
zle clear-screen
}
zle -N peco-src
bindkey '^]' peco-src
neovim
自分は普段、vscodeか言語によってはintelliJを使用してきたので、完全なるvim初心者です。
学習コストがかかるためハードルが高かったのですが、PCを買い替えて心機一転、ついでにvimmer見習いにもなってしまおう!ということでvimの環境構築していきます。
自分の場合はneovimを使っていきます。
まずはインストールから。
brew install neovim
動作確認。
nvim
あとは細かい設定を作り込んでいくのがvimmerへの第一歩らしい。
まずはneovimの設定ファイルを作成します。(インストール時に自動生成はされないので注意)
cd ~/.config
mkdir nvim && cd nvim
touch init.vim
あとは設定を好きなようにしていきましょう。
このあたりは色々試してみて、また別記事でまとめようかと思います。
おわりに
ざっくりとですが、新しいPCで開発できる環境が最低限整ったかと思います。
今後もより快適に開発ができるようアップデートできればと思います!
それではまた!