お疲れさまです。
デジタルな部署で日々奮闘を続ける、脱アナログを目指すまっちゃん84式です。
自分はある小売企業のネットショップで働いています。その中で販促業務を主に担当しています。普段の業務ではいろいろな媒体に掲載するコンテンツの製作や、広告などを見てお買い物に来てくれたお客さまが着地するLP(ランディングページ)の製作を主に行っています。
自分が今の部署に来るまでの経緯や自己紹介をまとめた記事、LP製作を効率化するためにその過程の作業にある原稿整理を自動化するため、ChatGPTと二人三脚でプロトタイプ作成に取り組んだ記事について、以下のリンクに掲載いたします。今回の記事につながる記事でもありますのでご参照いただけますと幸いです。
画像取得を自動化したい
今回は、前回に引き続きLP製作の過程で自部署に発生する作業の効率化を、デジタルツールで行うためのプロトタイプを作成した記事となります。自分の所属する部署ではLPの製作は外注しておりますが製作にあたり製作会社にデータを納品する必要があります。
自部署で製作するLPでは商品を掲載することがほとんどです。商品を掲載をするために商品担当者から必要情報を集め、実際に製作する製作会社にデータを納品し製作を進めてもらいます。その際に、情報の授受が発生するものとして商品原稿と画像データがあります。
先ほど紹介した前回製作の記事では、商品原稿のとりまとめに奮戦しました。今回は画像データの取得を簡単にするため、先日存在を知ったPower Automate Desktop(以下PAD)を使ってプロトタイプを作成しました。
手順が決まっている一連の作業を、自動的に行ってくれるPADはまさしく神!!チームメンバーにも使ってもらい、作業工数や負担を少しでも減らしてもらいたい。そんな気持ちで今回の取り組みを行いました。
いざ実践
まずは、出来上がったプロトタイプがこちらです。
余談ですが記事を書きながら早速、動画のアップに手間取りましたデジタルの道はなかなかに険しい。仲間に感謝です。
今回作ったものはプロトタイプですのでシンプルですが、今回書いたコードを必要なエクセルの行数コピペしていけば必要な分だけ画像をダウンロードしていけそうです。チームメンバーにまずは自動で動く画面を見てもらうのが目的なのでこれで十分です。
制作手順
1. エクセルシートに商品画像へ遷移するURLを記載。
2. PADにフローを入力します。
時間をかけずに製作することも今回の、プロトタイプ作成の中で課したミッションですのでさらっと作成しました、ということにしたいところです。が、ここに出す前にも別なフローを書いては失敗がいろいろありました。
自分のを自分で褒めたい点は、途中でリンクエラーした際のエラー発生時の挙動処理ができたところです。
自分と同じ初心者への注意点!!〇〇を閉じるは必ず入れましょう!!
四苦八苦しながら作った中で、挙動することを確認した後はやはりうれしいものです。先ほど書いた行をどんどん入れて動かすをやってみたらy、ブラウザとエクセルファイルがコピペした分と同じだけ開いていき、目を離していたうちに相棒のパソコンさんがパンクしかけました。
みんな見てくれ~~!!
今回の取り組みは、チームメンバーの作業を少しでも楽にできればという思いから実行しました。
自分の課題感や今回のプロトタイプはずれていないかな?とドキドキしながらチームのメンバー2人に見てもらいました。いざスタートを押してもらいます。動作している画面を見てもらい、フィードバックをしてもらいました。
今回はAさん(32歳男性)Bさん(33歳女性)のチームメンバにお願いしました。
Aさん
「おー!!これはいいですね。他のエクセル使う業務や、WEBからデータを拾うときに使えそうですね。PADって会社のパソコンにダウンロードしたいけど、自分もすぐできますかね?」
もともとWEB業界が長いAさんは、デジタルに関しては自分よりはるかな高みにいます。いつもいろいろと教えてもらっているAさんからのこのコメントはとても嬉しかったです。
Bさん
「まじか…これ使えたらかなり楽になりそうな気がするわ!!」
実は、今回PADで自動化しようとしている一連の作業はいつもBさんにお願いしている業務です。
1週間前に、今回の自動化に使ったExcelファイルへ記載されているURLで、もくもくと画像をダウンロードしてもらった後に見てもらったのです。手を触れずに自動で見覚えのある画像が画面に、ポコッと飛び出してきた瞬間にとてもいいリアクションをもらえました。
結果発表
今回は身近なチームメンバーに確認してもらい、思っていた以上にいい反応を得られました。まだフロー作成にはいたってませんが、その後、2人のデスクトップにはPADがダウンロードされました。今回の製作物は、使い慣れた人からしたら、できのいいものとは言えないと思います。ですが、自分の製作物がチームメンバーのアクションにつながったと思うと大成功だと思います。
今回、PADのプロトタイプを見てもらったチームメンバーに、職場の困りごとや課題としていることをヒアリングしています。そのこと、以下の記事で紹介しておりますので、よろしければあわせてご参照ください。
ふりかえり
今回の記事では、前回に続きLP作成の手順を省力化するために、画像データの取得を自動化するためのプロトタイプ作成に取り組みました。今回作ったものをブラッシュアップしていくことで、実際に使えるものになると感じています。
今回の取り組みにとどまらず、次のミッションとして他の作業へも応用していきたいです。前回マクロを組んで省力化しようとしたがなかなかうまくいかなかった原稿整理へのリベンジや、数値集計などの工数のかかる作業へもPADを使って自動化をしていきたいと考えています。
職場で業務をするうえで、締め切りや隙間なく埋められていくミーティングの中、単純作業もしなければならないということはなかなかにストレスフルです。人の手を介さずにできることは少しでも自動化して職場環境の改善に取り組んでいきたいと思います。
今回の記事に最後までお付き合いいただいたみなさまありがとうございました。
それでは次の記事でお会いできることを楽しみしにしております。それではまたお会いしましょう。