0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

LDAP Managerを使ってみた! 10-2. IDワークフロー 利用編

Last updated at Posted at 2025-03-11

前回の続きです。

IDワークフローの利用設定

http://(ホスト名):(ポート)/idworkflow/servlet?loginにアクセスし、LDAPユーザでログインします。
pic (1).png
次の画面に遷移します。
pic (2).png
まずは「管理情報」 > 「属性情報」から、申請書で使用する属性を追加します。
pic (3).png
pic (4).png
必要な属性はすべて追加します。
pic (5).png
次に、「承認者リスト設定」から「ユーザ情報」で設定した属性と承認者リスト名を設定します。
pic (6).png
pic (7).png
「ルートテンプレート」の設定を行います。
pic (8).png
管理番号、ルート名を設定します。
pic (9).png
ルート設定 > 追加ボタンから承認者を追加します。
承認種別を「順次」とすると登録した承認者が順番に承認することで、「同時」とすると全員が承認することで(順不同)、「複数」とすると1人でも承認することで次の承認ステップへと進むことができます。
pic (10).png
承認者登録画面で「上長選択」を選ぶと、承認者リストを承認者として設定できます。
pic (11).png
pic (12).png
「ユーザ選択」を選ぶと、ユーザ個人を承認者に設定できます。
pic (13).png
下記のように設定してみます。
pic (14).png
pic (15).png
ルートテンプレートを保存したら、最後に申請書テンプレートを作成します。
「基本情報」タブでは管理番号、テンプレート名、申請書No情報を設定し、「公開」区分とします。
スクリーンショット 2024-12-24 104524.png
反映予定日設定を「あり」にし、即時反映プラグインを指定します。
即時反映を使用することで、次の承認ステップや反映日に関わらず即正規エントリにIDを追加できます。
スクリーンショット 2024-12-24 105518.png
作成したルートテンプレートを指定します。
スクリーンショット 2024-12-24 105531.png
「属性情報」では申請書テンプレートに設定する属性を指定します。
まずはタブ名を「基本情報」とし、「追加」ボタンを押下します。
スクリーンショット 2024-12-24 104656.png
スクリーンショット 2024-12-24 104707.png
カテゴリ名、表示ラベル(見出し)、参照権、編集権を指定します。
スクリーンショット 2024-12-24 104738.png
スクリーンショット 2024-12-24 104820.png
スクリーンショット 2024-12-24 104832.png
追加のタブ「追加情報」も設定しました。
スクリーンショット 2024-12-24 104913.png
「条件情報」、「メール情報」は未設定とします。
「メール情報」では、申請書テンプレートごとに送信するメールの文面を制御できます。
スクリーンショット 2024-12-24 105726.png

確認

以下のようなmanager属性を持つユーザでログインし、申請書を作成します。
スクリーンショット 2024-12-24 111401.png
スクリーンショット 2024-12-24 111726.png
申請書の書式は以下のようになっています。
設定どおり、「基本情報」タブの中に2つのカテゴリ「ユーザ情報」「認証情報」があり、その中に項目が存在しています。
「追加情報」タブにはカテゴリなしで2つの項目があります。
「承認ボタン」「否認ボタン」と表示されていることもわかります。
まずはcn=user1で申請してみます。
スクリーンショット 2024-12-24 112351.png
スクリーンショット 2024-12-24 112429.png
属性情報の追加時、一意チェックの対象にcnを指定していたので、きちんとエラーで弾かれます。
スクリーンショット 2024-12-24 112442.png
次にuser8で申請します。
スクリーンショット 2024-12-24 112548.png
申請されました。
スクリーンショット 2024-12-24 112557.png
一番最初の承認者はmanager属性の値=user1で、「順次」となっているため、まだuser2user6に承認依頼は届いていません。
スクリーンショット 2024-12-24 115902.png
スクリーンショット 2024-12-24 115951.png
「アクション」 > 「承認」や検索画面から対象の申請書を選択します。
検索画面に「反映予定日」のフィルタが追加されていることを確認しておきます。
スクリーンショット 2024-12-24 112651.png
スクリーンショット 2024-12-24 113625.png
承認画面はこのようになっています。
ログインユーザは申請者=uesr7ではないので、パスワード情報が参照できないようになっています。
スクリーンショット 2024-12-24 113640.png
スクリーンショット 2024-12-24 113725.png
承認します。
スクリーンショット 2024-12-24 113755.png
スクリーンショット 2024-12-24 113816.png
承認することで、user2に承認依頼が届きます。
スクリーンショット 2024-12-24 120139.png
もちろん、まだuser6などの次のステップのユーザには届きません。
こちらがuser2の承認画面ですが、「承認」「否認」のボタンが標準のもの変わっていることがわかります。
ここでも承認します。
スクリーンショット 2024-12-24 120307.png
スクリーンショット 2024-12-24 120317.png
次に、user5user6に承認依頼が届きます。
スクリーンショット 2024-12-24 120549.png
スクリーンショット 2024-12-24 120602.png
この承認ステップは「同時」になっているので、片方のユーザで承認してももう片方のユーザの承認がされなければ次に進みません。
スクリーンショット 2024-12-24 120651.png
スクリーンショット 2024-12-24 120711.png
スクリーンショット 2024-12-24 120747.png
両方の承認を終えたら、最後はuser3user4の「複数」承認です。
この設定ではどちらか片方が承認することで次に進みます。
スクリーンショット 2024-12-24 120951.png
スクリーンショット 2024-12-24 121001.png
スクリーンショット 2024-12-24 121837.png
スクリーンショット 2024-12-24 121934.png
スクリーンショット 2024-12-24 121921.png
最後の承認ステップが終了したことで、予約エントリが作成されます。
スクリーンショット 2024-12-24 122013.png
「予約エントリ反映」を実行して正規エントリに反映します。
スクリーンショット 2024-12-24 132301.png
正規エントリに反映されました。
スクリーンショット 2024-12-24 150932.png

このようにIDワークフローの一連の動作が実行されています。
次の記事では、IDワークフローでLDAPグループを使用する設定や代理承認などの機能について検証します。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?