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DIをクッソ雑に説明

Last updated at Posted at 2019-12-07

この記事はOIC ITCreate Club Advent Calendar 2019の7日目の記事です。

まえがき

DIについて書いている優良な記事は沢山ありますが、
なんか難しいこと言ってんな〜って思った人向けの記事です。

例としてScalaを使用していますが、
デザインパターンの解説がメインなので
Scalaわかんないよって人でも大丈夫です。

読み方

**"でぃーあい"**と読みます。

DIに必要なもの

以下の3つが必要なので用意します

  1. Interface もしくは trait
  2. 実装class
  3. DIコンテナ

Interface もしくは trait

実装を持たない関数を定義します。
言語によってInterfaceだったりtraitだったりしますが、やってることは一緒です。
今回はScalaを使用しているのでtraitです。

Hoge.scala
trait Hoge {
  def hello()
}

実装class

traitを継承し、関数の中身を実装したclassです。
class名は、trait名 + Implになります。 (ImplはImplementの略!日本語で実装の意味!)

HogeImpl.scala
class HogeImpl extends Hoge {
  def hello() {
    println("こんにちは")
  }
}

DIコンテナ

DIをするライブラリのことです。
ここではHogeを使用したときに、HogeImplがHogeに注入されるようにする設定をしています。

今回はPlayframeworkに標準でついているguiceを使用しています。
ライブラリに応じた設定をしてください

module.scala
import play.api.inject.Module
import play.api.{Configuration, Environment}


class HogeModule extends Module {

  def bindings(environment: Environment, configuration: Configuration) =
    Seq(
      bind[Hoge].to[HogeImpl]  // ここで設定をしている
    )
}

DIの説明

HogeImplを使用するのではなく、Hogeを使用します。
えっ、Hogeは実装書いてないし動かなくない?って思いますが、
それをいい感じにしてるのがDIです。
スクリーンショット 2019-12-07 22.14.23.png

コンパイル時または実行時に、DIコンテナは設定されている通りに置き換えます。

スクリーンショット 2019-12-07 22.32.07.png

HogeImplに置き換わるので、
Hoge.hello()を実行すると、
こんにちは出力されます

この置き換える仕組みがDIです。

あとがき

DIして何が嬉しいかとかは、他の優良記事を参考にしてください。

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