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26歳文系中途未経験でインフラエンジニアになるためにまず資格を7個取った話

Last updated at Posted at 2024-10-04

1.自己紹介

 Qiitaを初めて利用させていただきます。不慣れで、見づらい箇所もあるかと思いますが何卒ご容赦下さい。私はAgiと申します。

 私は新卒で大手小売業に勤め、愛知の方で3年半勤務したのちに退職し、色々とあって11月に上京し、東京へ インフラエンジニア として転職をする予定です。

 未経験エンジニア転職の為に、私は資格取得をマイルストーンとして学習に励みました。それが一区切りついたので、どのような資格を取得していったかを挙げていこうと思います。

2.なぜインフラエンジニアを目指したか

 まず前提として、何故小売業から転職したか?ということですが、これに関しては色々な理由が重なって決断したことですので、話すととても長くなってしまいます。ですので、簡潔に3つに絞って上げさせていただきます。


1. 前職の環境と未来の生活のビジョンが合わなくなったから

 小売業にいた時は、実は結構頑張っていて、3年目には4店舗の店長をやっておりました。1日に何店舗も巡回したり、クレームがあればお客様宅へお伺いして謝罪したり、従業員の管理もしたりと、なかなかに ハード でした。

 そして転勤も頻繁にあり、なんとか乗り切っていましたが将来この生活を続けて生きていける気がしなくなったのが理由の一つです。あとはどうしても東京にいく必要ができたり、転勤が厳しくなったり、とにかく将来的に店長をするのが厳しくなってきたのが一つです。


2. インフラ的な社会を支えることにやりがいを感じるから

 私は小さい頃から、自分から目立つような人ではなく、周りをサポートする、楽しませることが好きな人間でした。裏方が好きなんですね。

 私はマルチプレイができるゲームを好んでおりましたが、そういったゲームでの役割は大体ヒーラーとかサポーターで、それがまた得意だったものですからそれでよくやっていました(笑)

 そういった性格的なものが仕事選びにも表れていて、小売業も大手チェーン店を選んだ理由は 「安い商品を日本中の人々に提供して、より多くの人が豊かな生活を送れる手助けをしたい」 だったんですね。

 なので、エンジニアへの転職を決めた時、やるなら何かをサポートしたいということで、「豊かな生活」を送るのに必要不可欠となっている(多分)ITインフラの領域を担当したいと考えました。


3. 勉強してみてなんかいけそうという謎の自信があったから

 これを感じたのが、インフラエンジニアという職種を見つけてLPICの勉強を試しにし始めた時でした。正直、最初はぜんっつぜんわかりませんでした! ただ、何度も問題を解いていくうちに、理解し始めて、解けなかった問題か解けるようになってくるんですね。
この瞬間が面白い!

 で、また分からない問題がでて~解けて~面白いの繰り返しで、それが終わったあたりで資格が取れているという感じでした。とりあえず、 勉強が面白い ということですね。ん?これをエンジニアは続けていかなければいけないのか。え、いけそうじゃない?むしろ ご褒美 というまであるぞ!?

 ということで、 IT全然わからんの状態ですがなんかいけるんじゃないか? という自信が芽生えたのが転職に踏み切った理由です。

 すみません、簡潔にすると書いたのにかかわらず、無駄な前置きが長くなってしまいました。。次は何故資格をとったかについて話します。

3.資格取得の理由

1.学習意欲のアピールになると考えたから

 色々と調べていくに当たって、どうもインフラエンジニアという職業は、資格がどちらかといえば評価されやすいという情報を発見しました。
 それに加え、どうも人材サービス業界の努力のおかげで IT業界は未経験者は溢れており、その中で生きるか死ぬかのサバイバル をしていく必要がある模様です。そういった中で同じ未経験者として少しでも差別化が図れればと思いました。

2.情報技術に対する体系的な知識を得たかった為

 私は情報系の学部を出ていたわけでもなく、趣味でプログラミングや機械いじりをしていたわけでもなく、店長時代にExcelを事務作業で使っていたくらいであり、 情報技術に関する知識はかなり微妙でした。 そのような状態なので、一先ずは情報技術についての全体像について学ぼうと思いました。

取る資格に関しては、インフラエンジニアが非常に広範なIT技術に関わる可能性があることもあり、 技術の全体を広く浅く学び、かつインフラに深く関わるLinuxに関しては少しだけ深めに学べるような資格 を取ろうと考えました。(CCNAに関しては、転職先の研修で取得するらしいので除外しました)

4.取得した資格7つについて

1.LPIC1

・勉強期間 5/10-7/10(2カ月)
・教材 ping-t,LPIC1 スピードマスター問題集(白本)
・分野 OS(Linux)
・点数 LPIC101 660/800(合格点500)
    LPIC102 660/800(合格点500)

・所感
 101で1カ月、102で1カ月で2カ月で取得になりました。この時は在職中だったので仕事をしながらだとこれくらいのペースでしょうか。教材が2-3週終わったあたりで受験し、そのまま合格できました。 コマンドはVirutualBoxにLinux(Centos7)をインストールして実際に入力して試していました。 とにかくスピマスが強かったです。ちなみに101を取ったあたりで転職先が決まりました。

2.Python3エンジニア認定基礎

・勉強期間 7/11-7/22(11日)
・教材 黒本,PRIME STUDYの模試(全部),YoutubeのPython学習用動画
・分野 プログラミング
・点数 850/1000(合格点700)

・所感
 クラウドの普及によりプログラミング言語を使ってコードを書くという作業があると聞き、初心者にとっつきやすいというPythonの基礎を学ぼうと思いこの資格を取りました。VScodeをインストールして写経してみたり、本でも理解できない部分があればYoutubeで調べたりしていました。 (Vtuberのサプーさんの動画がオススメです) 7/21からは仕事を辞めたので、勉強に集中できる環境になりました。

3.LPIC2

・勉強期間 7/23-8/16(3週間くらい)
・教材 ping-t,スピードマスター問題集(白本),学易
・分野 OS(Linux),サーバー
・点数 LPIC201 580/800(合格点500)
    LPIC202 700/800(合格点500)

・所感
 サーバーについて学びたかったのでLPIC2も勉強しました。201に関してはカーネルの話が追加されたくらいでLPIC1の内容と結構かぶっていたので、いけるかなーと思い勉強少な目で受験しました。逆に202は覚えるべきサーバーの用語が非常に多く、 かなり苦労しました。 サーバーを色々調べながらある程度構築してみて、これはどういうサーバーなのかを理解する所から始まりましたね。 202の点数が比較的良かったのはたぶん運です(笑) やはりスピードマスターが強かったですね。

4.AZ-900

・学習期間 8/16-8/22(1週間くらい)
・教材 Microsoft learn,kindleで買った問題集
・分野 クラウド(Azure)
・点数 889/1000(合格点700)

・所感
 LPIC202がめちゃくちゃ大変だったので、口直しに簡単な資格を取ろうとAZ-900をチョイスしました。クラウドは現在必須スキルで、AzureとAWSで日本のクラウド市場の2分の1を占めているという情報を知ったので、この2つは勉強する価値があると考えました。勉強には一番お金がかかっていないと思います。初めは概念を掴みづらかったですが、勉強が終わったあたりでは クラウドすげー!!!! ってなってました。

5.OSS-DB Silver

・学習期間 8/23-9/9(2-3週間くらい)
・教材 ping-t,緑本
・分野 データベース
・点数 72/100(合格点64)

・所感
 データベースについて知りたかったので、postgreSQLの資格であるOSS-DB Silverを受験しました。 データベースって何?Excelとどう違うの? ってレベルだったので資格勉強で体系的な知識を学んだ価値は多いにあったと思います。ただ、データベースに関しては実際にどのように運用されているのか実務の中で見ないと分からないことが多く、どうなっているのかとっても見てみたいものです。教材はping-tをしっかりやっておけば合格できるかなと思います。

6.基本情報技術者試験

・学習期間 9/10-9/27(2-3週間)
・教材 出るとこだけ!科目B問題集,かやのき先生の教科書,過去問道場,公式サンプル問題
・分野 IT全般
・点数 科目A 675/1000(合格点600)
    科目B 605/1000(合格点600)

・所感
 正直初学者にはめーちゃくちゃ難しかったです! が、 学んだ価値も非常に高かった と思わせる試験でした。問題自体はおそらくそこまで難しいものはないのですが、とにかく範囲が広く、 ハードウェア、アルゴリズム、数学分野 のあたりは慣れていなかったので非常に苦労しました。特に科目BはPythonを少しやっていなかったら太刀打ちできなかったと思います。合格はギリギリでしたが、試験に合格した段階で どうやってコンピュータが動いているのか? という点や、学習初期に買った読んでいて意味が分からなかった技術書を理解できるようになった という点で受験してよかったと思っています。

7.AWS-CLF

・学習期間 9/28-10/2(5日間)
・教材 Cloudtech
・分野 クラウド(AWS)
・点数 724/1000(合格点700)

・所感
 AWSの基礎的な知識を得るために受験しました。サービスの名前が独特で把握するのに少し苦労しましたが、AZ-900を勉強していた点もあって、比較的早い段階で合格ラインに達せたと思います。教材として購入させていただいた Cloudtech は、かなり多くのコンテンツを学ぶことができるのでこれからも利用させていただこうと考えています。

上記の7つの資格を取った段階で、入社前の資格取得を一区切りとしました。
今後はCCNA(ネットワーク)とAWS-SAA,SAP,AZ-104,AZ-305や応用情報,ネットワークスペシャリスト,情報処理安全確保支援士あたりは取ってみたいとぼんやり考えています。

正直、最初はLPIC1と基本情報くらいの取得を考えていたので、ここまでできるとは自分は思ってもいませんでした。ひとえに、 情報技術を学ぶ楽しさ がモチベーションの原資としてあったのかなと思いました。

5.まとめ

 こうして、転職を決めた5月あたりから現在の10月初めまで勉強に励んできました。少しでも良いキャリアを歩むことができるよう、これからも様々なことを学んでサバイバルしていこうと考えています。 Qiitaを使ったのもその一環に当たります。 多くの事を学んで、それが最終的に少しでも自分が関わったビジネスに貢献できるように努力をしていきます。

 
 今回初めてブログを書きましたが、書いている間に映画が1本終わるくらいには時間がかかりました(笑)
 また学習の記録目的や、何か気が向いたら書いていこうかと思います。それでは今後ともよろしくお願いいたします。

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