はじめに
VIVE XR EliteやVIVE Flow向けにVRアプリを開発する手順を解説します。
開発環境
- Unity 2019.4.29f1
- Vive Wave SDK 5.2.1
- Vive Input Utility 1.18.1
手順
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UnityのPlatformをAndroidにする。
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Project Settings> PackageManagerでHTCのレジストリを登録
Name: VIVE
URL: https://npm-registry.vive.com
Scope(s): com.htc.upm
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PackageManager - MyRegistoryにHTC Corporationが追加されるので、Vive Wave XR Plugin 5.2.1-r.1をインストール
-
続けて、Vive Wave XR Plugin -Essense 5.2.1-r.1もインストール
-Nativeは依存関係があるので、自動的にインストールされます。
Vive Input Utilityをインストールしてサンプルを動かす
同じくHTCのRegistriesにあるVIVE Input Utilityをインストールします。
Vive Input UtilityはVRアプリ開発のための便利なToolkitです。
詳細は公式のWikiを参照してください。
https://github.com/ViveSoftware/ViveInputUtility-Unity/wiki
ビルドして実機で動作確認する
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Preferences > VIU SettingsのSupporting Deviceで Wave XRのみにチェック。他のDeviceにチェックが入っていたら外してください。
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プロジェクト設定
Proejct Settigns > PlayerでCompany Name/ProductNameを設定。
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ビルドして実行
PCにVIVE XR Elite or VIVE FlowをUSBで接続してBuild & Runしてください。
以上です。
参考
- Wave XR Plugin 公式ドキュメント
https://developer.vive.com/resources/vive-wave/tutorials/installing-wave-xr-plugin-unity/ - Vive Input Utility
https://github.com/ViveSoftware/ViveInputUtility-Unity
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