最新版のSDKに対応した記事を投稿しました。
本記事は内容が古くなっていますので、こちらを参照してください。
はじめに
Pico Neo 3でのVRアプリ開発方法をまとめました。
開発イメージが分かりやすいよう、手順をステップごとに詳細に記載しています。
今回の開発環境
- Unity 2021.3.0f1
- Pico Unity XR SDK v2.0.4
- UnityのXR プラグインフレームワークに対応しています。
SDKをDownload & UnityにImportする
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SDK入手先
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https://developer.pico-interactive.com/sdk
何種類かありますが、「Unity XR SDK」をDownloadしてください。
Zipファイルになっているので解凍します。
PackageManagerで取り込める形になっています。
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https://developer.pico-interactive.com/sdk
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ダイアログが表示されるので、必要情報を入力してApply → Close
App IDはとりあえず不要なのでチェックを外します。
Unityプロジェクト設定
カメラをVR対応する
ビルド
- Pico Neo 3 ProをPCにUSB接続してください。
動作確認
VRで動きました!
(コントローラーは表示されていませんが、Rayが出ています)
コントローラーモデルを表示する
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HierarchyのXR Rig > Camera Offset > LeftHand ControllerのXR Controller Model PrefabにPicoのコントローラーモデルを設定します。
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コントローラーが表示されました。

おわりに
CEDEC2021でSTYLYをPico Neo 3に対応した話をしましたが、当時の問題のほとんど修正されており、
本体、SDKともに改善が進んでいる印象を受けました。
今回は自分のアップデートを兼ねてPico Neo 3でのVRアプリ開発方法をまとめました。
次回はPico Neo 3でUnityの「XR Interactions Toolkit」のサンプルを動かす方法について説明します。