LoginSignup
28
26

More than 5 years have passed since last update.

WSL導入時にしたこと

Last updated at Posted at 2018-03-16

WSLを導入時に自分でやったことのまとめ
参考サイト1
参考サイト2
参考サイト3
多分専門的にやる方は2の方がWSLの利点が分かりやすいと思われます.

WSLとは

Windows Subsystem for Linuxの略でLinuxのアプリをwindows上で実行することのできる機能.今までのCygwinなどといtったソフトとの違いはLinux環境用のプログラムが動作するようになったこと.
LinuxのデスクトップやMacOsのように「普段の操作をGUIで行いつつ,定型的な処理を素早く済ませたい場合に端末を開く」といった操作をwindowsで可能とする.

インストール手順

上記の参考サイト1を参考に.
[プログラムと機能]から[windowsの機能の有効化または無効化]を開き[Windows Subsystem for Linux]にチェックを入れ再起動.その後Microsoft StoreでLinuxと検索しディストリビューションの中からUbuntuを選択.
その後ユーザー名とパスワードを設定.

初期設定

参考サイトに書いてあったようなsudoの必要はなかった.
今回はrubyとgitをインストールする.
まず,

sudo apt-get install ruby

としたところ

E: Failed to fetch

というエラーが発生したので調べたところaptのアップデートが必要とのこと.

sudo apt-get update

とすることにより解決.

sudo apt-get install ruby
sudo apt-get install git

インストール完了.

Linuxディレクトリとwindowsディレクトリの場所関係

WSL上のLinux環境からはWindowsのファイルが/mnt/cという場所にある.WSLをそのまま起動した場合の初期位置は/home/usernameとなっている.
Windows上で作成したファイルの確認をしたい機会も多いであろうし、めんどくさいのでシンボリックリンクを作成.

ln -s /mnt/c/Users/username ~/Home
ln -s /mnt/c/Users/username/Desktop ~/Desktop

その他

複数のディストリビューションがある場合windowsのコマンドプロンプト上で

wsl config /list

と打てばインストール済みのディストリビューションが確認できる.
またその中からwslというコマンドで実行される既定のディストリビューションを指定したい場合

wslconfig /s ubuntu

と打てばよい.
その後windowsのコマンドプロンプト上で作業したいディレクトリに移動し

C:\Users\username\Desktop\github> wsl
username@ubuntu:/mnt/c/Users/username/Desktop/github$
username@ubuntu:/mnt/c/Users/username/Desktop/github$ exit
C:\Users\username\Desktop\github>

という風にそのディレクトリ上ででWSLを起動することができる.
また,毎回WSL起動しなくても例えばlsコマンドのみ実行したい場合

C:\Users\username\Desktop\github> wsl ls
test.txt

といったようにwslの後にコマンドを入れておけばその一瞬だけWSLが起動しコマンドを実行してくれる.
ただし,このとき実行できるコマンドは1つだけなのに注意すること.複数実行したい場合bash -cなどの工夫が必要.

まとめ

WSL導入時にしたことを自分用にメモ書きした.
windowsとファイルを行き来する場合において,仮想マシンより使いやすいと感じたので使いわけていきたい.

28
26
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
28
26