WSLを導入時に自分でやったことのまとめ
参考サイト1
参考サイト2
参考サイト3
多分専門的にやる方は2の方がWSLの利点が分かりやすいと思われます.
#WSLとは
Windows Subsystem for Linuxの略でLinuxのアプリをwindows上で実行することのできる機能.今までのCygwinなどといtったソフトとの違いはLinux環境用のプログラムが動作するようになったこと.
LinuxのデスクトップやMacOsのように「普段の操作をGUIで行いつつ,定型的な処理を素早く済ませたい場合に端末を開く」といった操作をwindowsで可能とする.
#インストール手順
上記の参考サイト1を参考に.
[プログラムと機能]から[windowsの機能の有効化または無効化]を開き[Windows Subsystem for Linux]にチェックを入れ再起動.その後Microsoft StoreでLinuxと検索しディストリビューションの中からUbuntuを選択.
その後ユーザー名とパスワードを設定.
#初期設定
参考サイトに書いてあったようなsudo
の必要はなかった.
今回はrubyとgitをインストールする.
まず,
sudo apt-get install ruby
としたところ
E: Failed to fetch
というエラーが発生したので調べたところapt
のアップデートが必要とのこと.
sudo apt-get update
とすることにより解決.
sudo apt-get install ruby
sudo apt-get install git
インストール完了.
#Linuxディレクトリとwindowsディレクトリの場所関係
WSL上のLinux環境からはWindowsのファイルが/mnt/c
という場所にある.WSLをそのまま起動した場合の初期位置は/home/username
となっている.
Windows上で作成したファイルの確認をしたい機会も多いであろうし、めんどくさいのでシンボリックリンクを作成.
ln -s /mnt/c/Users/username ~/Home
ln -s /mnt/c/Users/username/Desktop ~/Desktop
#その他
複数のディストリビューションがある場合windowsのコマンドプロンプト上で
wsl config /list
と打てばインストール済みのディストリビューションが確認できる.
またその中からwslというコマンドで実行される既定のディストリビューションを指定したい場合
wslconfig /s ubuntu
と打てばよい.
その後windowsのコマンドプロンプト上で作業したいディレクトリに移動し
C:\Users\username\Desktop\github> wsl
username@ubuntu:/mnt/c/Users/username/Desktop/github$
username@ubuntu:/mnt/c/Users/username/Desktop/github$ exit
C:\Users\username\Desktop\github>
という風にそのディレクトリ上ででWSLを起動することができる.
また,毎回WSL起動しなくても例えばls
コマンドのみ実行したい場合
C:\Users\username\Desktop\github> wsl ls
test.txt
といったようにwsl
の後にコマンドを入れておけばその一瞬だけWSLが起動しコマンドを実行してくれる.
ただし,このとき実行できるコマンドは1つだけなのに注意すること.複数実行したい場合bash -c
などの工夫が必要.
#まとめ
WSL導入時にしたことを自分用にメモ書きした.
windowsとファイルを行き来する場合において,仮想マシンより使いやすいと感じたので使いわけていきたい.