Facebook などのページをつらつらと眺めることで、時間を浪費してしまうことがあります。この問題を強い意志の力で解決することもできるかと思いますが、このページではソフトウェア技術を使った問題解決方法について紹介します。
ブラウザ拡張を使用する
例えば Google Chrome には StayFocused というプラグインがあり、これを使うことで特定のウェブサイトを開いておける時間を制限することができます。
私もこのプラグインを使うことで、しばらくは中毒性の高いウェブサイトから身を守ることができました。しかし、例えば他のブラウザ (Safari や Firefox) を使うことで、このプラグインの制約を回避することができてしまいます。徐々に Safari や Firefox が「中毒性の高いウェブサイト専用のブラウザ」として私のコンピュータに居座るようになってしまい、最終的には時間を浪費する生活に戻るようになりました。
Hosts を設定する
クライアントコンピュータとして Mac を使う場合、 /etc/hosts にホスト名と IP アドレスの対応リストを書くことができます1。
例えば /etc/hosts を Vim などのエディタで開き、次の一行を足すことで www.facebook.com へのリクエストを無効にできます2。
127.0.0.1 www.facebook.com
こうすることで Facebook を開こうとしても、ブラウザが 404 ページを表示するようになるし、たかだか Facebook を開くために /etc/hosts を編集し直すのも面倒です。私はこの方法で Facebook で時間を浪費する習慣から離れることができました。また Facebook 以外のウェブサイトに対しても同様の手順で強制的にアクセスを禁止することができます。
Facebook Messenger だけを許可する方法
個人的なことですが、Facebook の機能の中で Facebook Messenger だけは完全に無効にすると仕事に支障があります。その場合は、www.messenger.com を開くことで Facebook のタイムラインに目を奪われることなく、知人とのメッセージ交換だけに集中することができます。