はじめに
多くの人がC/C++を学習する中でもっとも大変なことは環境構築にあると考える。
そこで安易に環境構築をできるよう細かく記載してきたので参考にしてみてください。
手始めに
まず、Visual Studio Codeをインストールしてください。インストールできましたら、拡張機能から下記の内容を検索しインストールしてください。
もちろん、上記だけでも動きますがあくまでVisual Studio Codeの中でしか動作しなくいざWindows10の環境下(コマンドラインのことを指す)でやっても動作しません。そこで今回、MSYS2というものを説明していきます。
MSYS2とは
Windows用のソフトウェア配布および構築プラットフォーム(簡単に説明すると、Windowsソフトウェアを構築、インストール、実行するための使いやすい環境を提供するライブラリのコレクションです。)
MSYS2は、GCC、mingw-w64、CPython、CMake、Meson、OpenSSL、FFmpeg、Rust、Rubyなどの最新のネイティブビルドを提供します。
つまり、このMSYS2があることによって今後、C/C++言語のプログラミングだけでなく上記で記載したプログラミング言語も使用することが可能ということです。
環境構築 MSYS2
上記をインストールします。インストール方法はこちらのリンクからインストールをしてください。
インストールしたファイルを開いて、次へ押してください。(そのあとも次へ、そのあとは完了となりますので閉じてください。)
Windowsキーから「MSYS2」と検索し起動してみてください。そうすると下記のように表示されるかと思います。
次に下記のコマンドを実行してください。
1.パッケージデータベースと基本パッケージを更新します。セットアップファイルがごく最近のものでない限り、2つのステップが必要です。pacman -Syu
2.スタートメニューから「MSYS2MSYS」を実行します。残りの基本パッケージを次のように更新しますpacman -Syu
3.れで、MSYS2の準備が整いました。コンパイルを開始するには、いくつかのツールとmingw-w64GCCをインストールすることをお勧めします。
pacman -S --needed base-devel mingw-w64-x86_64-toolchain
上記が完了した場合、次は環境変数の設定に移ります。
環境変数の設定
環境変数とは、OSが設定値などを永続的に保存し、利用者や実行されるプログラムから設定・参照できるようにしたもの。 プログラムの実行時などに必要となる、利用者やコンピュータごとに内容が異なる設定値などを記録するために用いられる。
もっと簡単に、OSが動作しているときに使用する変数のことです。これらを正しく設定できないと実行されるプログラムが正しく(ここでいう正しさとは実行の場所のことをいう)実行されなくなります。そのため、間違えないようにしましょう。
環境設定の値
C:\msys64\mingw64\bin
環境変数の開き方
環境変数を開く
Pathを編集
C:\msys64\mingw64\bin
を貼り付ける。(※最初からあった場合は、一度削除してから貼り付ける。)
次にコマンドプロンプトを起動
g++ --version
とコマンドを打つ
g++ (Rev3, Built by MSYS2 project) 12.1.0という記載があればこれで環境構築はばっちりで快適に開発ができます。
試し書き
最後に
C/C++を久しぶりに動作させていきたいと思うのでまた近々投稿すると考える。
参考文献