【python】癒される・嫌がるpython（第2弾）

TL;DR

ソースコードはこちら！

はじめに

こんにちは！YomamaBananaです！
この記事は以前の記事の発展形です。

以前はPython開発する際に出くわすエラーを面白く表示しようぜ、について書きました。しかしその時のやり方はあまりにも単純すぎて、どこかで面白さが欠けていると感じました。

そこで今回は別の方法でエラーを面白く表示するチャレンジになります！

使用するツール

今回はasciimaticsというライブラリーを利用します。

asciimaticsとはterminalにいろんなものを表示したら、機能を追加したりするライブラリーです。

pip install asciimatics

画像データ

今回エラー表示に使う画像は下記の二つになります。

画像１

画像２

デモ

実行結果は下記の通りです。

ソースコード

improved_version.py

# 必要なライブラリーをimportする
from __future__ import division
from asciimatics.effects import BannerText, Print, Scroll
from asciimatics.renderers import ColourImageFile, FigletText, ImageFile
from asciimatics.scene import Scene
from asciimatics.screen import Screen
from asciimatics.exceptions import ResizeScreenError
import sys

# 笑顔EMOJIを用いたエラー
def simle_error(screen):
    scenes = []
    effects = [
        BannerText(screen, ImageFile("img/simle.png", screen.height - 2, colours=screen.colours),
              0, 0),
        Print(screen,
              FigletText(
                "www ERROR www",
                font='banner3' if screen.width > 80 else 'banner'
                ),
              screen.height//2-3,
              colour=Screen.COLOUR_RED, bg=7 if screen.unicode_aware else 0)
    ]
    scenes.append(Scene(effects))
    screen.play(scenes, stop_on_resize=True)

# 404エラー画像を用いたエラー
def error_404(screen):
    scenes = []
    effects = [
        Print(screen,
              ColourImageFile(
                screen, 
                "img/404.png", 
                screen.height-2,
                uni=screen.unicode_aware,
                dither=screen.unicode_aware
                ),
            0,
            stop_frame=200)
    ]
    scenes.append(Scene(effects))
    screen.play(scenes, stop_on_resize=True)

# 自前のエラー関数
def CustomError(demo):
    while True:
            try:
                Screen.wrapper(demo)
                sys.exit(0)
            except ResizeScreenError:
                pass    

if __name__ == "__main__":
    try:
        1 + "str"
    except:
        # エラーを発動させる
        CustomError(error_404)

あとがき

今回はハードコーディングなく、スマートにエラー発生と予測するところに面白く表示することができました。
この記事の目的はあくまでエラーを面白く表示するであり、asciimaticsのたくさんの機能については触れませんでした。
asciimaticsには様々な機能が入っており、気になる人はぜひ試してみてください。

公式githubにはたくさんのsampleがありますので、ご参考までに！

前回と今回の記事を通して分かったことは、開発は楽しく面白くやっていこうぜとのことです。

開発者のみなさん、なろうとしているみなさん、楽しくやって行きましょう！