20年前(2001年)に発売された「電車でGO!新幹線専用コントローラー」を発掘したので、せっかくだからパソコンとつなげて遊ぼうと思います。
生産終了してからかなりたつので現物を持っていて、なおかつパソコンとつなげて遊ぼうとする人はほぼいないと思われますが、備忘録を兼ねて。
電車でGO!新幹線専用コントローラーとは
これです。
家庭用ゲーム機のコントローラーとしてはかなり気合の入った作りになっていまして、
「光る速度計に戸じめ灯!!警笛ペダルや振動も!!究極のコントローラ登場!!」
との謳い文句に恥じない出来となっています。
こういうのは時が過ぎても色あせない良さがありますよね。
今となっては若干のプレミア価格がついていたりいなかったりするとか。
こんな良いものを眠らせたままだなんてとんでもない。
ドライバ
先日書いた記事のとおり、汎用USBドライバであるWinusbを使います。
通信フォーマット
パソコン→コントローラ
データ配列はこんな感じでした[1]。
私がマイコンと通信させるときも似たような感じになりますが、拡張性とか考慮してスカスカにしますよね。
それぞれのデータの意味はこんな感じです[1]。
速度表示とATC指示速度表示はリトルエンディアンのBCDって表現になるんですかね…?
ともかく、この配列はWindows、intel CPU、C#で見た場合ですから、環境に応じて適宜読み替えてください。
コントローラ→パソコン
データ配列はこんな感じでした[2]。
入力状態に変化があったときに6バイトのデータが送られてきます。
ゲームのタイトル画面でスタートボタンを押すように言われるのは初期状態を取得するためなんでしょうかね。
それぞれのデータの意味はこんな感じです[2]。
マスコンが接点不良か何かでほとんど機能していないので、マスコン入力は自分で確認できてない部分があります。
偉大なる参考文献に感謝。
次回予告
以上の通信フォーマットをふまえて使いやすいようにするクラスを書いてみようかなと思います。
参考文献
[1] 電車でGO新幹線コントローラ - 酔いどれ野郎の日記帳
[2] 電車でGO!専用コントローラー(USB) BVE連動用プログラム公開のお知らせ | Tech Otter