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ぼくの考えたさいきょうのUNIXコマンドデッキ

Last updated at Posted at 2023-12-06

はじめに

株式会社OMJテクノソリューションズ Advent Calendar 2023 6日目の記事です。

こんにちは、add2です。
みなさんは好きなUNIXコマンドってありますか?
今回は私がつい手癖で入力してしまうUNIXコマンドを使用場面を踏まえて3つご紹介いたします!

かなり初歩的な内容ではありますが、業務でよく使うという点では初学者の方にぜひ読んでいただきたいです1
「サーバなんか持ってないやい!」という方もMacをお使いであればターミナルからコマンドを試すことができます!

tail

私は業務でバックエンドを主戦場としているため、
サーバーにデプロイされているアプリケーションのログを見ることが染み付いています。
そんな時、リアルタイムでどんなログが出力されているかを確認できるのがtailです

$ tail -f /ファイルパス

tailコマンドはファイルの最後の数行するコマンドなのですが、
-fオプションをつけてログファイルを参照すると、リアルタイムで出力されるログを監視できちゃいます。

マイクラなどのゲームサーバをプライベートで持っている方は、ゲームをしながらログを垂れ流してみると2倍楽しめるかと思います!

簡単に試す方法としては
①2つウィンドウを開く 
②片方のウィンドウで適当なファイルを作成してtail -fで画面出力させる
③もう片方のウィンドウでファイルの追記を行う

これであなたもtailコマンドの申し子になれます!

top

なんかサーバが重いな・・・
今裏で何動いてるのかな・・・
どのぐらいリソース使ってるのかな・・・
こんな時に「とりあえず叩いておけ」と個人的に思うのがtopコマンドです。

$ top

何も難しいことはありません!
とりあえずコンソールにtopと打ち込むのです!
おそらくあなたのPC、あるいはサーバでどんなプロセスが動いていて、メモリやCPUをどれぐらい食っているかがリアルタイムで見れるはずです。

もし特定ワードで絞り込みたい場合は

$ top | grep 絞り込みたい特定ワード

でいけます。

私は大雑把にサーバリソースを把握するためにtopを叩いたりするのですが、
もし他の観点でサーバリソースを確認したい場合のコマンドは以下の記事がわかりやすいかと思います。

Linuxリソースの監視・確認に関するコマンド逆引きメモ

ll

まずは入力から。こちらも超シンプル。

$ ll

厳密にいうとllはコマンドではないのですが、私はよく手癖で打ってしまいます。
llの正体が何かというと、

$ ls -l

のエイリアスです。

超わかりやすく言えば「ls -l」を「ll」だけで済ませられるということです。
ただし、これはOS(ディストリビューション)やバージョンによってデフォルトで設定されているかが異なります。
私もよくMacでllと打って怒られます。
(Macはデフォルトでllのエイリアスが設定されていません)

$ ll                    
zsh: command not found: ll

ちなみにUbuntu 20.04.5 LTSでllのエイリアス内容を確認したところ

alias ll='ls -alF'

となっておりました。
つまり、Ubuntu 20.04.5 LTSでllと打つと
lsコマンドを

  • a → 隠しファイルを表示
  • l → リスト形式で表示
  • F → タイプ識別子を表示
    で叩いたのと同じ結果となるわけです。

llの便利さとエイリアスのありがたさをご理解いただけましたでしょうか?

最後に

私が業務、プライベートともによく使うコマンド3つをご紹介しました!
ぜひみなさんの思う便利なコマンドや、手癖でよく使ってしまうコマンドを教えてください!
コメントお待ちしております!!!

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