この記事を読むと、、
- 「関連用語」を使って「FCS」を説明できるようになる
- 「FCS」がもっと好きになる(多分)
関連用語
CRC / checksum / burst errors / IEEE 802
[復習用] 記事の内容を見る前に上記の言葉で「FCS」を説明してみよう!
企画説明
- クラウドって何?って人に聞かれて説明してるけど俺もよく知らないや、、
- ドキュメント読んでみてるけど半分くらい何言ってるか分かんない、、
- 今日の夕飯はナスの炒めものにしよっかな〜、あれ、NASってなんだっけ?
みたいなことが結構あったので、知ったかしていたIT用語を毎日一個ずつちゃんと学んでいこうっていう企画です!
昨日の記事はこちら↓
FCSとは
FCS = Frame Check Sequence = フレームの末尾にエラー検出のために付加されるコード
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IEEE 802プロトコル(ex. Ethernet)やL2プロトコル(ex. PPP)の一部で用いられる
- IEEE 802 = LANなどの規格を定めるIEEEの機関
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多くの場合、計算用のアルゴリズムにはCRCが用いられる
- イメージとしては FCS = CRC(FCS以外のフィールド)
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エラー訂正はできない
- コネクションレス型のプロトコルならそもそもエラー訂正しないから問題ない
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CRC = Cyclic Redundancy Check = 巡回冗長検査 = 除算した余りを用いたエラー検出符号の一種
- 除算の際の「割る数」は生成多項式とよばれ、予め決められている
- checksumよりエラーの検出精度が高い
- 改竄への耐性はない
- burst errorsの検出に向いている
- burst errors = 短い区間に集中するエラー <-> random errors
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checksum = データを固定bit長のwordに分割しそれらのXORを用いるエラー検出符号の一種
- 他の検出符号と比べて信頼性は低い
- 計算が簡単
- 改竄への耐性はない