この記事を読むと、、
- 「関連用語」を使って「MIME」を説明できるようになる
- 「MIME」がもっと好きになる(多分)
関連用語
ASCII / SMTP / Content-Type / base64
[復習用] 記事の内容を見る前に上記の言葉で「MIME」を説明してみよう!
企画説明
- クラウドって何?って人に聞かれて説明してるけど俺もよく知らないや、、
- ドキュメント読んでみてるけど半分くらい何言ってるか分かんない、、
- 今日の夕飯はナスの炒めものにしよっかな〜、あれ、NASってなんだっけ?
みたいなことが結構あったので、知ったかしていたIT用語を毎日一個ずつちゃんと学んでいこうっていう企画です!
昨日の記事はこちら↓
MIMEとは
MIME = Multipurpose Internet Mail Extensions = 非ASCII文字や画像・動画・実行プログラムなどなどのデータを電子メール上で表現する規格
- 「マイム」って読む
- 当初ASCII範囲内の文字しか扱えなかったSMTP上でも種々のデータを送れるように開発された
- SMTP, POP, IMAPといったプロトコルで使用される
- HTTPレスポンスのヘッダーにもMIMEの仕組みが使われている
SMTP = Simple Mail Transfer Protocol = 電子メールを送受信するためのL7プロトコル
ASCII = American Standard Code for Information Interchange = 数字や英字などを表す7bit文字コード
MIMEヘッダーのフィールド
Content-Type = Media Type = MIME type
-
type/subtype; parameter
の形で書かれる - 例えば
text/plain
,application/octet-stream
,image/jpeg
とかがこれ -
multipart/mixed
などによって複数のMIME typeを複合して指定できる- このときboundary parameterによって本文をmultiple partsに分割する
Content-Transfer-Encoding = データの符号化方法を指定する
- 7bit, 8bit, binary, quoted-printable, base64が指定できる
- 7bitのテキストを転送するSMTPでは8bit, binaryは使えない
- base64 = binary-to-text encodingの一種。1 octet x3を6 bits x4に解釈して各6bitにASCIIの64文字を割り当てる