Laravelで、日本語を含む assertDatabaseHas や assertSeeText がエスケープされてしまう時

Laravel のテストを書いている時に、日本語（マルチバイト文字）はエスケープされてしまい、通るはずのテストが通らないという問題があった。

例

下記は通る。

<?php

use App\User;
use Tests\TestCase;

class UserTest extends TestCase
{
    public function testCanCreateUser()
    {
        User::create([
            'name' => '太郎',
            'gender' => 'male',
        ]);
        $this->assertDatabaseHas('users', [
            'name' => '太郎',
            'gender' => 'male',
        ]);
    }
}

（通らないケースとして挙げたのに、実際に動かしたらこれは通った・・・なぜだろう・・？）

通らないケースは、下記のように JSON API を叩くテストを書くときに、自動的に日本語がエスケープされてしまう時。

<?php

use App\User;
use Tests\TestCase;

class UserTest extends TestCase
{
    public function testUserProfileApi()
    {
        $user = User::create([
            'name' => '太郎',
            'sex' => 'male',
        ]);
        $this->actingAs($user)
            ->get('/api/me')
            ->assertSeeText('太郎');
    }
}

こうなる。

1) UserTest::testCanCreateUser
Failed asserting that '{"name":"\u592a\u90ce","sex":"male"}' contains "太郎".

確かにエスケープされてしまっている。

解決策

json_encode してあげれば良い。

<?php

use App\User;

//...
        $this->actingAs($user)
            ->get('/api/me')
            ->assertSeeText(json_encode('太郎');
// ...

utf8_encode でいいじゃん、と思うかもしれないが、自分の場合は駄目だった。この辺は php.ini で変わるのかもしれない。

他にも通らないことがあり（自分の場合はOAuth関連の処理を書いているときに通らなかった）、そういうときは e('太郎') を試してみると良いだろう。自分の場合はこれで解決した。

参考

中国語のサイトを含め探し回ったが、結局 Stack Overflow にあった。

こういうマルチバイト関連の問題について調べる時に、中国語に堪能だと便利だろうな・・・。
まあ漢字を読めるだけで日本人は有利だろう。