発端
Arch Linuxを起動すると、下記の症状が出てネットに繋がらなくなりました。
- 「A start job is running for sys-subsystem-net-devices-wls3.device」というエラーが出て、1分30秒止まる
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sudo wifi-menu
でネットに繋ごうとしても、下記のエラーで繋がらない
Job for netctl@wlp3s0\x2dSSID名.service failed because the control process exited with error code.
See "systemctl status "netctl@wlp3s0\\x2dSSID名.service"" and "journalctl -xe" for details.
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journalctl -xe
の結果が役に立たない
netctl@wlp3s0\x2dRedmi\x2dSSID名: Main process exited, code=exited, status=1/FAILURE
- ノートPCの物理wifiスイッチで、WifiをOFF->ONとすると繋がるようになる
物理スイッチOFF/ONでごまかしていたのですが、再起動する度にやるのは流石に面倒になってきました。
また、問題があるのに対処せず、面倒な手順に甘んじているのはダサい。
そこで、本腰を入れて解決しました。
他のsystemdを使っているディストリビューションでもあり得ると思ったので記事にします。
原因と対処
dhcpcd
の問題でした。
下記のStack Overflowに書いてある通りの手順を試したら、解決しました。
sudo systemctl disable dhcpcd.service
でdhcpcdを止めてあげればOKでした。
また今回とは関係ありませんでしたが、下記のArchWikiの設定もしておくと良いでしょう。
echo 'TimeoutDHCP=20' >> /etc/netctl/wlp3s0-SSID名