Atomは2022年に開発終了!
Atom Editorを開発していたGitHub社が、競合のVSCodeを開発していたMicrosoft社に買収されて以来、Atom Editorの開発は著しく停滞していました。
ユーザーはまだそれなりにいるのにあまりメンテされないという事で、バグレポートは溜まる一方。
そしてそのまま開発終了が発表されました。
11月23日に最終リリースされると、私の環境ではgitやターミナルなどの主要パッケージが動作しなくなったり、パッケージ配布サイトがスパムだらけになっていたり、コミュニティサイトが消えて数年分の質問と回答が消えたりと、世界の終わりみたいな状況です。
Atom Editorが復活していた
このような感じで一時は終わっていたAtom Editorですが、なんと名前を変えて復活しています。
その名も、Pulsar editorです。
GitHub上には、以下のようなことが書いてあります。
(Google翻訳)
コミュニティ主導のHyper-Hackable Text EditorであるPulsar
Pulsar、または Pulsar-Edit と呼ばれることもあるは、最愛の「ハック可能なテキスト エディター」Atomの新しいイメージです。
https://github.com/pulsar-edit
どうやら、Atom Editorの管理を放棄したGitHubのかわりに、コミュニティ主導で開発を継続してくれているようです。ありがたい話です。
かつてAtom向けにリリースされていた拡張機能たちも新しいサイトからダウンロードできるみたいです。
これからも安心して、 Atom Editor 改め Pulsar editor を使用していくことができますね!
(なお、名前が変わっているのは、小耳に挟んだ所によると商標関連の問題だそう)
参考1:コミュニティが1回分裂した?
Atomの有名なフォークとしては、https://github.com/atom-community がありました。ただPulsar editorは方向性の違いなどから、atom-communityとは別の新しいフォークを維持管理していくことにしたようです。
参考2:Atomの作者が新しいエディタを作っている
Atomの作者がZed Editorという新しいエディタを作っています。
Rust製で高速みたいです。まだベータ版ですが、こちらに乗り換えるのもアリか?