お断り
これはメモであり、クオリティの高い記事ではないことを了承いただきたい。
Expression
Houdiniでは、パラメータにプログラムを書き込むことができる。これをExpressionという(らしい)。この書き込むことができるスクリプトはHScriptという(らしい)
このExpressionをデバッグする時にprintなどしたいが、どこにもそれらしい記事がなかったのでここに書く。工程は3つ。
注意
print中はExpressionの結果がおかしくなる(当然だ、元のコードを消すのだし)。printデバッグで状況把握したら、Expressionを元に戻す必要がある
##1 Houdini TerminalからHoudiniを起動する
HoudiniのフォルダにUtilitiesというフォルダがあり、その下にHoudini Terminalがある。これを起動して、Houdini
と打つとHoudiniが起動する
The Houdini 18.5.408 environment has been initialized.
~
➜ ~ Houdini
##2 ExpressionをExpression Editorで開く
1行なら必要ないが、たいていデバッグ時は複数行書きたいので、Editorを開く。
Expressionを書きたいパラメータで、右クリック->Expression->Expression Editorを選択し、Editorを起動する
##3 元のコードを消して、以下のように書く
たとえば、このようなコードの、chの結果が知りたい場合
ch("../resample1/length")/(bbox("../sweep1",D_YSIZE))
元のコードを消して、以下のように書くと、Terminalに結果が表示される。影響する値が変更された時に都度実行される。
print("ch",ch("../resample1/length"))
ch 0.20999999999999999
ch 0.20999999999999999
もし複数のprintを行いたい場合は、このように書く。{}で囲めば、複数行OKなので、元のコードもコメントアウトでのこせる
{
#ch("../resample1/length")/(bbox("../sweep1",D_YSIZE))
print("ch",ch("../resample1/length"));
print("bbox",bbox("../sweep1",D_YSIZE));
}