サーバー、XAMPP、ルート、パスを理解してWEBサイト制作に活かそう!
XAMPPを使っていて、アパッチを通さずにファイルを読み込んでしまった。
もちろん、インクルードファイルは読み込めなかった。
そのためにサーバーなどの知識を学ぼうと思います。
インターネットを見るということ
アドレスの読み方
http:Hypertext Transfer Protocolの略でHTMLのルールで転送します!
プロトコルはルールのことで、言語に置き換えて説明されます。
日本語を話す人と日本語を話す人は意思が伝わりますが、日本語を話す人と英語を話す人は意思が伝わりません。httpというルール(言語)のみ通じます、ということです。
sはパソコンとサーバ間の通信データを暗号化するSSL(Secure Sockets Layer)のことです。
www.:Word Wide Web 世界に広がる蜘蛛の巣
google.co.jp:ドメイン名と呼び、インターネット上の表札のようなものです。
自分の使っているPCとサーバーの違い
apache(アパッチ)などのサーバーソフトがインストールされ、起動中である
サーバーはユーザーからの要求を受けて何か処理を行うパソコンです。
WEBサーバーはApacheがインストールされたPCを使います。
Apacheは、そのOSの上でInternetExplorerやGoogleChromeなどのブラウザと呼ばれるアプリケーションからアクセスを受けた時にHTMLファイルを返すための応用ソフトのこと
PCとサーバーに垣根はありません。
XAMPPを使って自分のPCのファイル(PHPが使われている)を見るために
・アパッチを起動すること
・ブラウザのアドレスバーに「localhost:ポート番号」を入力する
又は、「127.0.0.1:ポート番号」「自分のPCのIPアドレス:ポート番号」でもOK
・XAMPPのアパッチを切る、又はインターネットの接続が切れる→サーバーが落ちる
・アドレスバーに「file:///C:/Users/・・・」表示の場合、アパッチを通さずにファイルを開いているため、PHPが動かない。
PC →【要求】→ サーバー(アパッチが処理)→【返事】→ PC
通常、ルートのindex.htmlは1つのため、複数の開発環境を作りたい場合はバーチャルホストでルートを増やすことで対応する。
インターネットを見るためには「ドメイン」か「IPアドレス」を入力する必要がある。
WEBサイトを公開前はIPアドレスで環境を作り、公開直前にドメインを取得することがある。
ポートはマンションの郵便ポストのようなもの
ユーザーの要求はIPアドレス(住所)のポート(郵便ポスト)に入る。
ポストを常に監視しているサーバーが、ポストの要求を見つけて受け取る。
サーバーは受け取った要求に対して、ユーザーに返事をする
これがWEBサイトを見るということです。
サーバーのファイルをブラウザで見ることと、エクスプローラーで開くことの違い
ブラウザで見る
更にルールにしたがって整えて、ファイルの中身を送ってもらう。
エクスプローラーで見る
ファイル操作、ファイルの一覧表示、名前の変更などが出来る
ポートは常に開いたままのポートと、要求のあったときだけ開くポートがあります。
WEBサーバーのポートは常に開放されていますが(閉じるとサイトが見られなくなるため)、FTPなどのポートは常に閉じています。
メールサーバー、SSHのポートは常に開いています。
パスとは:シェルがコマンド実行ファイルを探しに行く道筋
パスの種類
絶対パス:URLでページを指定。最上位階層からの道筋。
相対パス:現在地からの道筋。
ルートパス:1番上のディレクトリ(フォルダ)からの道筋。
絶対パス
用途:外部サイトへのリンクを自分のサイトに記載したい場合
デメリット:ドメイン変更やローカル環境に対応が難しく、文字が長い。
相対パス
用途:一般的なWebサイト開発
メリット:ドメイン変更やローカル環境に対応可能
デメリット:インクルードファイルがコピペできない
ルートパス
用途:大規模案件の開発
メリット:インクルードファイルのパスがコピペでOK
デメリット:書く文字数が相対パスよりも長くなる