#Robocodeとは
『Robocode』は、オープンソースの教育ゲームである。JavaやVer1.7.2以降の.NET Frameworkの熟達に役立つ。 単純なロボットはわずか数分で作成できるが、本格的に完成させる場合は数ヶ月かかることがある。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/Robocode
学生時代 Javaが全くかけなかった自分は、RobocodeにハマったのをきっかけにJavaにのめり込むようになりました。
・・・のJavaScript版を発見したので、手軽に動作させる手順をメモ書きで書いておきます。
#前提となる環境
OS:
Windows10
他:
node.js(筆者環境はV14)
#JavaScript版の導入
##githubよりソースコードの入手
###githubにアクセスします
https://github.com/youchenlee/robocode-js
README.mdに詳しい解説がありますが
Windows環境で動作させるのはちょっと手間がいりそうです。
###gh-pagesブランチに移動します
gh-pagesブランチからコンパイル済のファイルを入手します
※Windows環境で動作させるのはちょっと手間がいりそうなので、あらかじめ動作に必要なファイルがそろっているgh-pagesブランチからファイル一式を取得します。
###cloneするかzipを取得します
Git環境がある方はどちらでも、ないかたはzipで取得するのが良いです。
##環境の整備を行います。
###npmコマンドで動作に必要なファイルを取得し、ファイルを整理します
コマンドプロンプトを立ち上げて
cloneしたフォルダ、若しくは解凍したフォルダに移動して
npm installコマンドを投げます。
※expressはWindows環境でブラウザに依存せずにアプリを動かすために用います
npm install
npm install express
※gh-pagesやブラウザ依存についてはgithubのreadmeに記載があります。
###expressで静的ファイルを公開するためにファイルの整理を行います。
mkdir public
move /y .\img .\public\
move /y .\robot .\public\
move /y .\robot .\public\
move /y .\base-robot.js .\public\
move /y .\base-robot.ls .\public\
move /y .\*.js .\public\
move /y .\*.ls .\public\
move /y .\*.html .\public\
move /y .\Makefile .\public\
echo nul > server.js
###expressでアプリを動かす準備をします
server.jsを開いて下記のコードを上書きします。
const express = require('express')
const app = express()
app.use(express.static('public'))
const port = 3000
app.get('/', (req, res) => {
res.send('index.html')
})
app.listen(port, () => {
console.log(`listening at http://localhost:${port}`)
})
##動作確認してみます。
コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行します。
node server.js
ブラウザを開いて、http://localhost:3000/index.htmlにアクセスします。
下記ような画面が出てきたら確認完了です。
次回はRobocodeの遊び方について解説します。