26
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

産休・育休から復帰後2年経って振り返る仕事と家事・育児の両立

Last updated at Posted at 2023-12-20

はじめに

この記事は「LITALICO Engneers Advent Calender 2023」の20日目の記事です。

はじめてまして、@abekyoです。
LITALICOには2018年に入社し、QAエンジニアとして働くワーママです。

この記事は、仕事と育児・家事を両立するためにやったこと(やっていること)の振り返りです。
基本的にはこれから産休育休を取得する人向けの記事ですが、仕事と何か(家族看病や介護など)の両立は、誰しも起きる可能性があると思いますので誰かに少しでも参考になれば幸いです。

産休育休前の働き方や過ごし方

産休育休前)

 ・繁忙期は残業あり
 ・家事は夫婦で分担、夜ごはんは気が乗らなかったら作らなかったり外食したり

産休育休後)

 ・産休育休は1年取得、子ども1歳で復帰
 ・ワンオペの日が多め
 ・家事は夫婦で分担、夜ごはんはなるべくお家で食べるようにしたい

働き出して分かったこと

子供が産まれたので当たり前なのですが「とにかく時間が足りない!!」ということでした。
平日の夜は、保育園にお迎え、食事の準備、見守りつつ食べさせたり、その後はお風呂に入れて寝かしつけまでほぼノンストップ。
その間に掃除洗濯などの細々した家事をやったり、子の寝る時間まで毎日タイムアタックのようにこなしていきます。
復帰前は、業務後でもなんとなく仕事の事をぼんやり考えてみたり、お風呂に入っているときに新しいテスト観点を突然パッと思いついたりしていましたが、ゆっくり思考できる時間が少なくなりました。

両立のためにやったこと(やっていること)

仕事と家事・育児を両立するために、主に家事の効率化をやっています。

<家事と育児>

・民間の病児保育、シッターの契約

子どもの病気で保育園にいけないときのために、病児保育サービスを申込みしました。
復帰1年目は子供が熱を出して病児保育を数回利用しましたが、今は休みや勤務時間を調整できるようになったので使っていません。

・ネットサービスの利用

子供を連れての買い物は時間がかかるので、食品や日用品はネットで買うようになりました。
ネットスーパーは注文するタイミングによって配達日時が次の日以降になるものもあるので、2種類を使い分けています。

  • 西友、ライフなどのネットスーパー:日々の買い物はこちら。配達までに1日~2日程度空くこともあり。
  • onigo、uber、Coupang(日本撤退):買い忘れやすぐ使いたいものはこちら。注文から30分前後で届く。

これ以外にも、調剤薬局のアプリや、洋服のクリーニングなど時短につながるサービスをよく利用しています。
直接店舗に行ったほうが価格が安いものもありますが、お金で時間を買っていると割り切っています。

・ミールキット

宅配ミールキットを使い、「献立を考える」「買い物に行く」という時間を減らすことができました。
献立を考えることが苦手なので、ここの時間を短縮できるのはとても大きかったです。
サービスによっては食材がカット済になっているものもあり、調理の時間も短縮できるのもありがたい。

・家電の買い足しや買い替え

冷蔵庫、乾燥機付き洗濯機、ホットクック、食洗器などを買い足しや買い替えをして時間を効率的に使えるようになりました。
ホットクックは時短にはなりませんが、火加減などを気にせずほったらかしにできるので煮込み系やスープ作りにとても役立っています。
あといっぱいしゃべるのでかわいい。(有料ですが声も変えられます。参考:SHARP_COCORO VOICE

・夫との情報共有

LINEで子の体調だけを共有するトークを作成して、体調の変化を記録しています。
口頭だと共有忘れたり症状を上手く説明できないので、体温の経過や肌の症状などを写真とったりして病院受診する際に使います。
それ以外にもスケジュールやTodoなどもアプリで夫と共有して、ひとりに情報が偏らないようにしています。

<仕事>

・情報は自分で止めない、共有を心がける

いま自分がやっている作業や様々な情報は常に共有するように心がけています。
口頭の共有だけではなく、マニュアルやwikiを作成しドキュメント化することでもし自分が急に休みになっても他のメンバーが困ったり作業が止まらないようにしています。

・誰かにお願いできること、自分にしかできないことを切り分ける

日々様々な業務が発生するなか、以前は誰かにお願いするなら自分でやった方が早いからやっちゃおう。ということが良くありましたが、「誰かにお願いできること」と「自分にしかできないこと」を切り分け、属人化を防ぐようにしています。

・相談先を見つける

1年のブランクとテレワークということで、自分の仕事の方向性などが合っているかが不安になることが多くありましたが、上司とはこまめに1on1をすることで、業務内容の確認や相談をしたり業務量の調整をしていました。
また、社内slackのチャンネルで「子育て部」に参加し、育児の困りごとを相談したり情報共有しています。
情報はInstagramやXでも手に入れることができますが、同じ社内に仲間がいるというのはまた別の心強さがあります。

復帰から2年を振り返って

なぜこのタイミングにこの記事を書いているかというと、毎日の仕事と家事と子育てをこなすのが精一杯で余裕がありませんでした(笑)
特に1年目は振り返ってみてもどう過ごしていたのか記憶にありません、、、本当はもっと早く書きたかった、、、

私がLITALICOで感じているのは ”働き方に選択肢がある” ということでした。
弊社ではテレワークや裁量労働など様々な勤務体系に関する制度があり、自分で選択し働き方を決めることができます。
この選択肢があるという状態が、私にとっては精神的にすごく良い影響を与えてくれているなと感じています。

復帰した時は子供は1歳、2年経って3歳になり楽になったこともありますが、大変になったこともあります。
子供の年齢などや人数やまわりの環境によっても必要なモノや情報働き方は変わりますが、これからもその時々に合わせて柔軟に働いていきたいなと思っています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

26
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
26
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?