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Flow CLIには、エミュレータのスナップショットを作成するコマンドが用意されています。スナップショットはブロックチェーンの履歴における特定の時点であり、後でその時点の状態にリセットすることができます。これは、初期状態を設定してテストを実行し、初期状態に戻すテストを行う場合に便利です。
コマンドの構文は以下です。
flow emulator snapshot create|load|list {name}
Example Usage
Create a new snapshot
現在のブロックに、myInitialStateという名前で新しいエミュレータのスナップショットを作成します。
> flow emulator snapshot create myInitialState
Load an existing snapshot
以前に作成したスナップショットにジャンプするには、loadコマンドと名前を組み合わせて使用します。
> flow emulator snapshot load myInitialState
List all existing snapshots
以前に作成し、ロードが可能なすべての既存のスナップショットをリストアップするには、次のコマンドを実行します。
> flow emulator list
エミュレータの使用方法についてさらに詳しく知りたい場合は、リポジトリのREADMEをご覧ください。
Flags
Emulator Flags
ここにあるエミュレータのフラグを何でも指定できます。指定したフラグはエミュレータのサービスに適用されます。
Configuration
- Flag:
--config-path - Short Flag:
-f - Valid inputs: valid filename
設定ファイルのファイル名を指定します。-f フラグを複数回使用することで、複数の設定ファイルを指定することができます。
Version Check
- Flag:
--skip-version-check - Default:
false
低速な接続を避けて処理を高速化するために、起動時のバージョンチェックをスキップします。
Last updated on Dec 6, 2024 by Alex Ni
翻訳元
Flow BlockchainのCadence version1.0ドキュメント (Create Emulator Snapshot)