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弊社CTOから学ぶCTOに関する考察

Last updated at Posted at 2019-12-11

弊社diffeasyにはCTOが存在する

CTOという生き物は得てして多くは語らず
持ち得る技術でその地位を確固たるものとしている事が多いが
弊社CTO(以降N氏と呼ぶ)は一般的なCTOの持つイメージとも違い
突出したスキルだけでdiffeasyの個性的なエンジニア勢を
魅了しているわけではない。
もちろん技術も知見も持ち合わせてはいるが
それ以外のN氏の持つ魅力から弊社におけるCTOとは
どういうポジションなのか考えてみることとする

N氏は38歳。

一昔前ならエンジニアとしては定年と言われる年である。
彼は十分な経験に裏付けられた威厳を感じさせるところもあるが
プライベートは素敵な家族のいるベンチャー企業のCTOという
世間から見ればキラキラ要素満載なおじさんである。

しかし彼の自分像の乖離のようなものはSNSでの言動から垣間見ることができ
CTOとしての尊厳イジられたいおじさんとしての葛藤を伺える。

#ダジャレのむずかしいを簡単に というハッシュタグの
比較的新しい投稿を紹介したが2018年以前より
彼のみが投稿していることを確認できる。

他にも急に真面目なことを呟いたかと思えば
誰も突っ込まないしょうもないことを言ったりもする

その発言は沢山の賛同が集まることも炎上もしない
CTOとはある程度孤独なものなのかもしれない

ただ彼は確実に何らかのレスポンスを期待している
もし見かけたときは💗の一つでもつけてあげてほしい
(そして彼は他人のダジャレには非常に厳しい)

独特なコミュニケーション

福岡市はその狭い中にIT企業が密集しており
活発なエンジニアのコミュニティも形成されやすい。

福岡での活動も長いN氏は顔も広く
エンジニアにはdiffeasyといえばN氏というぐらいの存在感を示している。
もちろんビジネスとしての交流も欠かさず有り難いことに
沢山のお仕事のお話を頂きN氏はPMとしてお客様と接することもある。
このコミュニケーション能力や折衝力は非エンジニアでも欲しいスキルである。

一方で彼はSNS上で焼肉おじさんという謎の肩書を持っている。
社外の方と積極的にランチでのコミニュケーションを取るために
頻繁に焼肉を食べることでその地位を確立していたが
最近ではその活動は著しく縮小している。
38歳のおじさんに頻繁な焼肉は負担が大きい。
また彼はそこまで焼肉が好きというわけではない [要出典]

社内での扱われ方

もちろん社内では最高技術責任者として会社の役員として
尊敬される存在となっている。と思っていた。
よくよく考えれば当たり前のことだが人生において尊敬する人など
生きてるうちに一人でも見つかればいいぐらいのもので
そんなに身近にいてはいけないし身近にいるのだから追いつける存在である。
N氏は自分も人間でありエンジニアであり成長過程でその姿を見せることで
こういう歩み方もあるのだと背中で語っているような気がする。
気がするだけかもしれない。ちなみに私からはとても雑に扱われている。

家族からも何考えてるかわからないと言われるN氏だが
その姿はごく普通の38歳エンジニア男性そのものである。
もし本当に尊敬している人がいたら
声に出して尊敬していますと言ってあげて欲しい。
弊社には私が作成した彼の写真集があるのでお越しの際には
N氏のプライベートな素顔をごらんください。

意思表明

CTOとしての意思は以下の記事から読み取る事ができる。

ベンチャー企業におけるエンジニアと組織の成長、そしてCTOの役割を考える

拝啓diffeasyエンジニアの皆様へ

これはあくまで本人の考えるCTO像であって果たしてそれが
組織にとってどのような影響を与えたのかはdiffeasyが
今よりも遥かに大きくなったときにわかるものだと思う。
大切なのはこういった意思表明が出来ることである。
組織で働くエンジニアにとってCTOは「頼れる存在」であり
「エンジニア組織としての未来」を司る象徴である。
一般的なエンジニア組織ではCTOの一言によって技術は選定され
ときにはそれが他のエンジニアのモチベーションを
大きく左右することにもなりかねない。
彼自身がモノを作ることの楽しさを忘れていないことが
クリエイティブなエンジニアが多い弊社にとっては
何よりも働きやすい環境を用意してくれていると思う。

総評

弊社にとってCTOは
・誰よりもエンジニアらしいものづくりが好きな男
・決して技術も思想も強制もしないし排除もしない
・決して威張らず出し惜しみもしない会いに行けるアイドルのようなもの

エンジニアが半数以上を占める組織にとって
CTOは肩書以上にその組織の色を表しているし
エンジニア目線で見るとdiffeasyにとってのN氏はdiffeasyそのものである。

PS、西さんいつも色々ありがとうございます。来年もよろしくです。

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