はじめに
先日、Azure OpenAI Serviceで gpt-5 のアクセス申請を行ったところ、無事に利用できるようになりました 🎉
申請手順については、以前まとめたこちらの記事を参考にしてください。
「よし、早速デプロイだ!」と意気込んだのですが……そこで思わぬ“落とし穴”にハマりました。
この記事では、そのときの体験談を共有します。
これまでの環境
これまで Japan East に OpenAI リソースを作成し、以下のモデルをまとめて管理していました。
1つのリソース配下にまとめておくと管理がシンプルなので、gpt-5 もここで管理したいと思っていました。
実際、デプロイ画面に「gpt-5」が選択肢として表示されていたので、Japan Eastでもデプロイできると思い込んでしまいました。
実際にデプロイしてみると…
いざ gpt-5 を Japan East のリソースにデプロイしようとすると、以下のような問題に直面しました。
結果として、East US 2 に新しいリソースが自動的に作成される挙動になり、 「え、今までと同じリソース配下にデプロイできないの?」と違和感を覚えました。
調べてみたら
公式ドキュメント(MS Learn)のモデル対応表を確認すると、理由はシンプルでした。
- GPT-5 は Japan East ではまだ提供されていない
- 現時点で利用できるのは East US 2 と Sweden Central のみ
👉 つまり、「Japan East の既存リソース配下に gpt-5 を追加する」という構成は、現状では不可能だったわけです。
対応策:オリジナルのリソース名で使いたいなら
自動生成された名前じゃなくて、自分で決めたリソース名で gpt-5 を使いたい場合は、モデルをデプロイする前にリソースを作成しておく必要があります。
手順はシンプルです。
こうすれば、勝手に作られた名前ではなく、自分が付けたオリジナルのリソース名配下で gpt-5 を利用できます。
まとめ
- gpt-5 は Japan East ではまだ利用できない
- 現時点で利用可能なリージョンは East US 2 / Sweden Central
- Japan East の既存のOpenAIリソース配下にモデル追加することは不可能
- オリジナルのリソース名で運用したいなら、先に利用可能なリージョンでOpenAIリソースを作成してからgpt-5をデプロイする
最初は「なんで既存リソース名が出てこないんだ?」と不思議に思いましたが、調べてみれば単純に Japan East がまだ非対応だった、というだけのことでした。
とはいえ、新しくリソースを作らないといけないのは少し面倒…。
一日も早く Japan East でも GPT-5 が使えるようになることを期待しています 😊