はじめに
AWS Solution Architectの資格を持っていた私は、GCPのCloud Digital Leader試験も容易に合格できるだろうと高を括っていました。しかし、結果は不合格。AWSの知識だけでは通用しないGCP特有の壁を痛感しました。
この記事では、私の経験をもとに以下の点を詳しく解説します。
- 1回目の不合格の原因
- 2回目に合格するまでの勉強方法
- Cloud Digital Leaderに合格するためのポイント
目次
- Cloud Digital Leaderとは?
- AWS Solution Architectの知識で挑んだ1回目の結果
- 勉強方法:2回目の受験までのロードマップ
- 試験内容とGCPのポイント
- おすすめの参考書と学習ツール
- まとめ:合格への秘訣
Cloud Digital Leaderとは?
Google Cloud Certified - Cloud Digital Leaderは、Google Cloud Platform (GCP) の基本的な知識やクラウドのビジネス価値を理解していることを証明する資格です。
- 技術的な知識は不要
- ビジネス視点でクラウドのメリットやGCPのサービスを学ぶ
- クラウドの入門資格としてもおすすめ
公式サイトでは、以下のように説明されています。
AWS Solution Architectの知識で挑んだ1回目の結果
AWS Solution Architectを取得していた私は、「クラウドの基礎知識なら余裕でしょ」と思い、完全に勉強せずに試験に臨みました。ところが...
- クラウド全般の知識 → 解ける
- GCP特有のサービスや仕様 → わからない!
具体的には、こんな問題が解けませんでした。
GCPのAnthosはどのようなユースケースに向いているか?
AWSのEKSやFargateしか触れたことがなかった私には、「Anthosって何?」状態でした。
結果:不合格
ここで初めて「GCPの勉強が必要だ」と痛感しました。
勉強方法:2回目の受験までのロードマップ
2回目の試験で合格するために、以下のステップで学習を進めました。
- 参考書で基礎知識を固める
- Udemyの模擬試験で演習
- 試験前の最終確認
1. 参考書で基礎知識を固める
『図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書』
クラウドの概念やGoogle Cloudのサービスを体系的に学ぶのに適した書籍です。フルカラーで図を用いた解説があり、初めてクラウドを学習する方でも理解しやすい内容となっています。
2. Udemyの模擬試験で演習
Udemyの模擬試験コース
Udemyでは、Google Cloud Digital Leader試験対策の模擬試験コースが提供されています。例えば、6回分の模擬試験を収録したコースがあり、実践的な問題演習を通じて試験形式に慣れることができます。
3. 試験前の最終確認
Google Cloud Skill Boost
Google Cloudが提供する公式の学習プラットフォームで、試験に向けたコースやハンズオンの受講が可能です。無料で利用できるため、最新の情報やサービスの詳細を学習するのに役立ちます。
Cloud Digital Leader公式模擬問題
Googleが提供する公式の模擬問題集です。無料で受験可能で、本番と似た形式の問題に取り組むことができます。試験前に一度解いておくことをおすすめします。
まとめ:合格への秘訣
AWS経験者だからといって油断せず、GCP特有のサービスやビジネス価値を理解することがCloud Digital Leader合格のカギです。
ポイントまとめ
- 参考書で基礎知識を固める
- Udemyの模擬試験で演習
- GCPの公式リソースで最終確認
GCPを体系的に学ぶ良い機会にもなるので、ぜひ楽しんで勉強してみてください!