結果出力方法
arachniのスキャンが終わったら.afrが作成されます。
bin/arachni_reporter --reporter=html ファイル名.afr
とすることでzipが作成され、解凍するとhtmlが入っています。
htmlについて
IssuesとSitemapを確認しましょう。
Summary
結果のサマリーです。
特に見なくていいです。
Issues
チェックで引っかかった脆弱性に関する情報が書いてあります。
主にここを見ます。
-
TrustedとUntrusted
この区分はよくわかりませんが、両方確認してください。- High, Medium, Low, Informational
脆弱性の危険レベルです。
Highはやばい脆弱性ですので、確実に修正しましょう。
Mediumはなるべく対応しましょう。
Low, Informationalは内容を確認してできるものは対応してください。
- High, Medium, Low, Informational
Plugin results
arachni内のプラグインの結果だそうです。
気にしなくていいです。
Sitemap
チェックしたURLの一覧です。
チェックしたかったURLが含まれているか確認してください。
また、サイト全体を一気にやった場合は網羅されているか確認してください。
Configuration
arachni実行時のパラメータ一覧です。
どんなチェックをしたか確認できます。
Issuesについて
- Vector information
- Affected page
これらをクリックすると、どのページにどのようなパラメータを入れて、どうなったのかがわかりますので、確認して該当箇所を修正してください。
トークン入れてるのにCSRFが出るんだけど
token入れてるなら大丈夫だと思いますので、スルーでいいです。
cakephpでもよく出ます。
X-Frame-Options
危険度はLowですが、IPAのチェックシートにもあるので、クリックジャッキング対策として記述するようにしたほうが良いと思います。