#Automation360 の各種QA
気が向いたら追加・更新します(笑)
カテゴリ | 質問 | 回答 |
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AARI | 従来のProductivity PackやHBC(Human Bot Collaboration)とは何が違うの? | Producitivty Packで提供されてたExcelプラグインやHBC機能は、A2019ではAARIとして提供されます。 ただし、機能によってはA360(A2019)用に新たに作り直しがされておりますので、アーキテクチャやサポートされる機能が必ずしも一致しませんのでご注意ください。 |
AARI for Applications | MS Teamsからのロボット実行は可能? | MS Teamsコネクターはリリースされておりませんが、MS Luisを利用したチャットボットを作り、その中からAPIを利用してロボットを起動させることが可能。 |
AARI for Web | オンプレミス導入でも使える? | 利用可能です。 |
AARI for Web | タスクが割り当てられたときに音は鳴る? | Bot側でメールを利用して通知する等の仕組みを入れます。 |
AARI for Web | フォーム入力にタイムアウトは可能? | 現状サポートされていません。 |
AARI for Web | ユーザーが利用できるプロセスは制限できる? | ユーザーは割り当てられたタスクのみ利用することが出来ます。 |
AARI for Web | ユーザーポータルはカスタマイズできる? | 現状、カスタマイズは用意されていません。 |
AARI for Web | 同時に何ユーザーまで使える? | モデルタスクを利用し同時500ユーザーまで確認されていますが、タスク内容に依存しますし、実際の環境での評価が必要です。 |
ARI for Web | どうやってAARIの画面にアクセスする? | AARIのみのRoleを持つユーザーは自動的に転送されます。Bot Creatore等、そうでない場合は、Control RoomのURLの最後に/aariをつける。 |
AARI_for Desktop(フォーム) | レイアウトでコントロールを横に2つ以上並べることは出来る? | レイアウトカラムのプロパティから追加することが可能です。 |
AARI_for Desktop(フォーム) | 実行するとフォームが消えてしまう | トリガーループアクションを利用して待ち受ける処理を入れてください。 |
AARI_for Desktop(フォーム) | 日本語が化ける | フォーム自体のプロパティで"System Default"というフォントを指定してください。 |
AARI_for Desktop(フォーム) | 入力フォームを利用したい。 | フォームを作成。そのフォーム内の処理は、ロボット側でInteractive Formsとトリガーループアクションを利用する。 |
API | APIの確認方法は? | Control RoomのURLの最後に、/swagger/を付ける。(最後のスラッシュ忘れないように!) |
API | 外部のシステムからBotの実行は可能? | WebサービスAPIを利用することで可能。 実行方法としては2種類。直接Botを起動する方法と、WLM(ワークロードマネージメント)機能のタスクとして投入する方法があります。 |
Bot Insight | Bot実行1回分しかデータが出てこない | Bot Creatorの場合は、実行1回分しかデータは出てきません。Botを公開して実行し、Bot Insightダッシュボードを公開の上、Bot Insight Consumer権限を持った人でアクセスしてください。 |
Bot Insight | データの型はどうする? | Botの中で設定した変数の型が利用されます。Bot Insight内ではデータの型によってフィルターや集計機能が使えますので、なるべくデータに合わせた方の指定をしておく。 |
Bot Insight | どうやってデータを投入するの? | 「を分析」パッケージを利用し、開始と終了で変数処理を挟むことで、変数に設定した値をBot Insightに渡すことが可能です。終了アクションで送信する変数の指定が可能。 |
Bot Insight | 世界地図のがグラフの選択肢に出てこないんだけど | テキスト形式の変数に国コード等が入ったデータを渡すことで利用可能になります。 米国地図の場合は州コードのデータ。 |
Bot Insight | データの削除は可能? | APIを利用し、特定のBotの特定の日付範囲のデータを削除することが出来ます。 |
Discovery Bot | フローの出力形式は? | MS Word形式のプロセスドキュメントが出力できます。 |
Discovery Bot | ループ処理とか検知されるの? | 近々リリースされるようです。 |
Discovery Bot | ロボットに変換してそのまま動く? | 安定稼働させるには、エラーハンドラーの追加が必要となりますし、Discovery Botで生成されるのはスケルトンなので、その他の修正が必要なケースも多々出てます。(それでも、オブジェクトとかの情報は既に取れているので一から作るより早い。) |
IQ Bot | カスタムドメインって何? | ラーニングインスタンスを作成する際に指定するドメインの一種で、特定のお客様用にカスタマイズして登録したもの。JSON形式のファイルを作成し、IQ BotのWebサービスAPIを利用して登録します。 |
IQ Bot | カスタムロジックって何? | フィールド項目の場合は各項目毎、テーブル・繰り返し項目であればそのまとまり毎に定義可能なスクリプトです。言語はPythonとなり、特にクラウド提供の場合は利用可能なPythonモジュールに制限があります。 |
IQ Bot | チェックボックスの認識、丸で囲む文字の認識 | 標準機能では限界があるので、カスタムロジック(Python)を使った方法が考えられる。 |
IQ Bot | 印鑑があって認識できない | IQ Bot pre-processorで特定の色(RGB範囲指定)を削除することが出来ます。 |
IQ Bot | 学習用に投入したファイルがどのグループに判定されたのかを知りたい。 | 標準の機能ではありませんので、IQ BotのWebサービスAPIを実行して取得します。 |
IQ Bot | 罫線のない表は対応している? | 対応しています |
IQ Bot | 行数が可変となる項目が表にあるが対応できる? | 対応しています。 |
IQ Bot | 帳票に色がついていて認識精度が得られない | 1.Google VisionやCogentLabs Tegaki等のエンジンを利用してみる。 2.IQ Bot Pre-processorでグレースケール化、二値化(白黒化)してみる。 |
IQ Bot | 投入先ラーニングインスタンスを変数で指定したい。 | IQ Bot AdvancedパッケージをBot Storeからダウンロードし、そちらに含まれているアップロードコマンドを利用します。 |
IQ Bot | 複数枚にまたがる表があるが対応できる? | 対応しています。 |
IQ Bot | 本番処理が終了しているのかどうかを確認したい。 | IQ Bot AdvancedパッケージをBot Storeからダウンロードすると、各ラーニングインスタンスの処理件数を取得できますのでそれで判断します。 |
IQ Bot | 本番処理用に投入したファイルがどのグループに判定されたのかを知りたい。 | 標準の機能ではありませんので、IQ BotのWebサービスAPIを実行して取得します。 |
IQ Bot | OCRエンジンを後から変えることは可能? | 残念ながら一旦作成したラーニングインスタンスのOCRエンジンを変えることは出来ません。 |
Java Script | アクセスしているサイトでJava Scritpを実行したい。 | IEであれば、レガシーオートメーション内にアクション有り。 Chromeについては、今後対応予定。 Chrome Driverでよければ、Web AutomationというカスタムパッケージがBot Storeにあり。 |
MS Access | Access DBのデータを処理したい。 | データベースパッケージでSQLクエリを利用することが出来ます。 |
PDFのテキストデータを抜き出す | PDFパッケージの「テキストを抽出」を利用します。 | |
PDFファイルを分割したい | PDFパッケージの、「ドキュメントを分割」アクションを利用します。 もし、可変ページで区切りたい場合は、 1.PDF側のブックマークレベルを利用する 2.空白ページを挟み込むことで、そこで分割 となります。 後は、別途有償のパッケージ等が必要になりますが、処理対象としたいページだけを機械学習させたモデルを利用して抽出させるという方法も考えられます。(IQ Bot Classifierパッケージ等) | |
REST Webサービス / SOAP Webサービス | ファイルの受け渡しがしたい | 標準のパッケージではファイルの受け渡しに対応していませんので、カスタムのパッケージ(Bot Storeからダウンロード)して利用するか、スクリプト(VB Script / JavaScript / Python)等を利用することになります。 |
SAPパッケージ | どうやってフィールドパスを確認する? | SAPパッケージを使わずに、レコーダーでオブジェクトを掴むことが可能となっていますので、利用するケースは多くないかと思います。 フィールドパスを確認する場合は、SAP GUIより、「追加」→「SAP GUIの設定とアクション」→ 「スクリプト記録と再生」を選択して表示されるツールでオブジェクトの操作を記録し、出力されるスクリプトの中身を確認します。 |
Unattendedボット | Unattendedボットが動かずキューにたまる? | 1.Unttendedのユーザーにデバイスが割り当てられているかを確認。 2.そのBotの実行権限が振られているかRoleを確認。 |
インポート | 他の人のBot(エクスポートされたzipファイル)をインポートしたがどこに入ったか分からない | zipファイルの中をのぞくとフォルダ構成が確認できます。 |
エクセル | エクセルに式を設定したい | 「Excelの高度な操作」の「セルの数式を設定」を利用します。 |
エクセル | エクセルのデータを順に処理する | エクセルの開く・閉じると、ループアクションを利用する |
エクセル | エクセルを2つ開いて処理したい① | エクセルの各アクションでセッションIDを異なるものにする。 |
エクセル | エクセルを2つ開いて処理したい② | 参照だけ行うエクセルを一旦データテーブルの取り込んでから処理する方法もあります。 |
エクセル | ループ処理で該当行の値を変更する?結果を該当行に入れる? | 「ループ」アクションで指定するレコーダー型変数を使った形では、値の取得は出来ますがその行のセルに値を設定することは出来ません。 ですので、数字型の変数でカウンターを作り、ループの最後に数字パッケージの「インクリメント」でカウンターを1つずつ増やすことで処理中の行番号を取り、エクセルパッケージを使って設定します。 |
エクセル | エクセルの「行数」アクション? | "空行ではない"行の数です。つまり、途中に空行がある場合、この「行数」を最大値としたループとしてしまうと取りこぼしが発生します。 |
エラー処理 | 何かエラーが発生した場合に通知させたい | 「エラーハンドラー」パッケージで、「試行」の枠にエラーを検知する処理を入れ、「キャッチ」の中に、エラー発生時に行いたい処理を入れます。 |
キーストロークのシミュレーション | 上手く入らないことがる | キーストロークのシミュレーションのアクションを複数に分けて間に遅延を挟むことで改善することがあります。 |
トラブルシューティング | Botが動かない? | 一つの可能性としては、ネットワークが切り替わったり、一時的に切れたりしたタイミングで、CRとの接続が切れている可能性がありますので、Automation Anywhere Bot Agentサービスをリスタートしてみてください。 |
ディクショナリ | キーの分からないディクショナリにどう対応する? | デバッグモードを利用すると、変数の内容が確認出来ますので、データ取得後のステップにチェックポイントを指定して置く。 もしくは、カスタムパッケージのJavaFXを利用する。 尚、中身がレコードやディクショナリ形式の場合は、値を取り出してから更に中身を確認していく。 |
トリガー | どのようなトリガーがある? | ・メールトリガー ・フォルダートリガー ・ファイルトリガー ・ホットキートリガー ・インターフェーストリガー があります。 ホットキートリガーでは、特定のキーの組み合わせでBotの実行が可能であり、インターフェーストリガーは、デスクトップ上アプリケーションの操作(ボタンとか、テキスト入力とか)で、Botを実行する事が出来ます。 |
ファイル/フォルダー | SAN/NAS等、ネットワーク上にあるファイルにアクセスしたい。 | ネットワークドライブを割り当て、そのパスを利用する。(アクションやそのアクションのバージョンによっては対応していない可能性あり。例A2019.16/17のExcelの高度な操作) |
ファイル/フォルダー | ファイル/フォルダが無ければ新規作成する | IFアクションでファイル・フォルダが無い場合を条件にし、その中に作成アクションを入れる。 |
ファイル/フォルダー | ファイルを移動したい | ファイルの「コピー」と「削除」を利用する |
まれに表示されるウィンドウ・ダイアログの対応 | アプリケーションの操作により、時々現れるウィンドウやダイアログが出る時にどうしたらよい? | 「IF」アクションの「ウィンドウ」を利用することで、特定のウィンドウが現れた場合の処理を盛り込むことが可能です。 |
ループ処理 | カウンター | エクセル、CSV、テキスト、データテーブル、リストなどなど、順々に処理するのであれば、変数に値が順次格納されていくのでそれを利用する。 ただし、処理中の位置を利用するような処理を行う場合は、別途、カウンターとして数字型の変数を作成する。カウントアップには数字パッケージのインクリメントを利用。 フォルダ内の各ファイルの処理 「ループ」アクションを使用します。 |
ループ処理 | フォルダ内の各ファイルの処理 | 「ループ」アクションを使用します。 ループで作成したディクショナリ型変数に対して、nameとextensionをキーとしてファイル名の本体と拡張子を取り出して使います。 例えば、folderという変数にフォルダのパスが入っていて、ループでfilenameというディクショナリ型の変数を指定した場合、 フルパス:\$folder\$/\$filename{name}\$.\$filename{extension}\$ ファイル名部分:\$filename{name}\$ 拡張子:\$filename{extension}\$ となります。 |
レコーダー | AI Senseって? | 画像認識・機械学習を利用したフィールドやボタンなどのコンポーネントを認識する技術で、プログラムやHTML内のオブジェクトを認識するユニバーサルレコーダーとは仕組みが異なります。Citrix等を経由して操作対象システムアクセスしている場合に有効。 |
レコーダー | Javaで作ったアプリケーションの操作も対応している? | 多くのアプリケーションでは自動化できていますが(Java Access Bridgeを用いた連携)、レコーダーでオブジェクトが認識できないケースもあります。ただし、レコーダーで認識できなくても他のアクションを利用した自動化も行われています。 |
レコーダー | SAP Fiori | 1.最下部のボタンを押す場合は、「ダブルクリック」にする。 2.その他のボタン処理は、基本的に「左クリック」に変更しておくと良し。 3.ダイアログや表データの選択などは、HTML IDが動的に変わるので、HTML IDを外す。 |
レコーダー | SAP GUI | 1.ユーザーIDやパスワード入力後にエンターキーを入れる必要があり、その場合はキャプチャしたフィールドへのテキスト設定とは別に、「キーストロークのシミュレーション」を利用する。 2.ログインIDのフィールドには文字数の制限があり、レコーダー:キャプチャの「テキストを設定」で入れられる文字数にも制限があるので、きちんとフィールドを分ける処理にする。 3.テキスト入力候補の選択は、F4キーを入力させることで小窓が表示されます。 |
レコーダー | Webサイトからの表データの抜き出し | 表全体をレコーダーで選択し、データテーブル形式で保存します。 |
レコーダー | リモートデスクトップ越しのアクセスの場合は対応できる? | Citrixの場合は、専用のクライアントが提供されており、Citrixサーバー・クライアントにインストールする事での自動化対応が可能。 |
レコーダー | レコーダーでオブジェクトが取れない | AI Sense以外の回避策 1.「キーストロークのシミュレーション」を利用した操作を行う。 (ショートカットキーがないかも要確認!) 2.「画像認識」を利用した操作を行う。 3.「アプリ統合」(App Integration)を利用したテキストの取得 4.「OCR」を利用したテキストの取得 |
レコーダー | 利用できるブラウザ? | Chrome / IEが良好。A2019.17からEdigeも追加(要プラグイン) |
ログ出力 | エラー発生時のスクリーンショットも残したい。 | 「スクリーン」パッケージを「エラーハンドラー」パッケージと組み合わせて利用していただくことで可能です。 |
ログ出力 | 実行詳細内容をログとして記録していきたい。 | 「ファイルに記録」のアクションを利用いただくことでタイムスタンプ付きでテキストファイルに情報を追加していくことが出来ます。 |
環境 | カスタムパッケージ(jar)を追加しようとするとエラーになる。 | UIの言語を日本語から英語に切り替え、一回リフレッシュしてみてから再度追加するとできる事があります。 |
環境 | 仮想環境のBot RunnerでGUI操作が失敗する。 | デバイスの設定を複数ユーザー対応に対応してください。同時1ユーザーでOK。 |
環境 | ターミナルサーバーを利用し、1台に複数ユーザーが同時にログインしてロボットを実行できる? | A2019.16から可能となりました。デバイスの設定を複数ユーザー対応に対応してください。 |
環境 | ロボット実行環境としてAWSやAzure、GCP等のクラウド環境は利用可能? | 可能です。また、A2019.16からマルチユーザデバイスとし、かつ同時1ユーザーという設定にすることで、リモートデスクトップ経由でのアクセスが出来るようになりました。 |
数字 | 掛け算とか計算させたい。 | 数字の代入で、計算式を入れる。 |
全般 | フロー図を出力したい | カスタムパッケージを利用することで、Draw.io形式の出力が可能。 |
全般 | 開発画面を広く使いたい | 1.F11キーを押してウィンドウ最大化 2.左上、Automation AnywhereロゴとControl Roomの間でクリック(A2019.17では自動的に左側メニューが隠れます。) |
全般 | 見やすいボットにするには? | 1.Stepを使い、処理の塊を作る。 2.コメントを使い、他の人が分かりように説明を付ける。 3.処理毎にBotを分け、タスクBotで呼び出すようにする。 |
他のBotの呼び出し | 共通モジュールとしてボットを分けたい。 | タスクBotアクションを利用し、他のBotを呼び出すことが可能。その際、呼び出し先Botの変数に、「インプットに使用」と「アウトプットに使用」にチェックを入れて置くことで、値の受け渡しが行える。 *呼び出し元では、戻ってくる値が一塊のディクショナリ形式となるので、変数名をキーとして取り出すことになる。 |
電子メール | メールの送信 | メールを送信するには、「Eメール」の「送信」アクションだけで送信できます。 |
電子メール | 対応しているメールサーバー? | Outlook: 実行端末上のOutlookを利用します。(複数アカウントが紐づけられている場合は不可) Eメールサーバー: SMTPサーバー EWSサーバー: Exchange Webサーバー(Exchange 2007SP1/2010/2010SP1/2010SP2) Gmailを利用する場合は、Gmail側のセキュリティを緩める必要があります。 |
日付 | うるう年の判定がしたい。 | Bot StoreからDatetime Utilityパッケージを取得するとできます。 |
日付 | 月末の日付を取得したい。 | Bot StoreからDatetime Utilityパッケージを取得するとできます。 |
文字列 | 数字型変数を文字列として使うときに、一旦変換するのがめんどくさい。 | ドルマークを2つ入れてください。こんな形=>$$ そして、その間にカーソルを持っていくと変数の一覧にアクセスできますので、数字型の変数を指定。 こうなります。=>$変数名$ で、変数名と後ろの$の間にカーソルを持っていき、ピリオドを入力すると、変数名.toStringといったオプションがでますので、選択します。 これは、他の型の間の変換にも使えます。 |