MuleSoft製品関連用語集
MuleSoft Anypoint Platformも、機能が増えたり減ったりと分かり辛くなってきていますので、用語を簡単にまとめておきます。
(最終更新日:2025年1月31日)
用語 | 説明 |
---|---|
Access Management | Anypiont Platformに対する各種アクセスの管理機能を提供 |
Anypoint Accelerator | API仕様やフローテンプレートなどの各種業界や連携向けの出来合いアセット |
Anypoint CLI | Anypointの各種管理機の用のコマンドラインインターフェース |
Anypoint Code Builder (ACB) | Anypoint用のAPI仕様作成、API実装開発ツール。VS Codeベース |
Anypoint DataGraph (販売終了) | 既存のAPIを束ねてGraphQLを作成する仕組み。後継はAPIKit for GraphQL |
Anypoint Design Center | Anypoint Management Centerの1機能で、API DesignerやFlow Desingerからなる。 |
Anypoint Exchange | APIカタログ機能 |
Anypoint Flex Gateway | 外部のAPI実装に対して適用するAPIゲートウェイでLinuxやDockerKubernetes環境にデプロイできる。 |
Anypoint Functional Monitoring | APIが実際に動作するか定期的にリクエストを行う機能 |
Anypoint Management Center | Anypointの管理用Webインターフェース |
Anypoint Monitoring | アプリケーションやランタイムの稼働状況のモニタリング機能を提供 |
Anypoint MQ | MuleSoftのクラウドで提供されるメッセージキューサービス(有償オプション) |
Anypoint Object Store | MuleSoftで利用可能なキーバリューストア。デプロイモデルに応じて複数のオプション有り。 |
Anypoint Object Store v2 | MuleSoftのクラウドで提供されるキーバリューストア(一定以上のパフォーマンスが必要な場合は有償オプション) |
Anypoint Platfom API | Anypointの各種管理機の用のRest API |
Anypoint Platform | APIやインテグレーションをカバーする統合プラットフォーム製品 |
Anypoint Security - Edge Policy (販売終了) | Runtime Fabric Applianceのランタイムを守るためのセキュリティポリシー |
Anypoint Security - Secret Manager | TLS証明書、非公開キーやパスワード等の保存とアクセス制御を行う機能 |
Anypoint Security - Tokenizer (販売終了) | Runtime Fabric Applianceを利用して提供するトークナイゼーションサービス |
Anypoint ServiceMesh | AWS上で稼働するSidecarベースのAPIゲートウェイ。=>Flex Gateway |
Anypoint Studio | Anypoint用のAPI仕様作成、API実装開発ツール。Eclipseベース |
API Community Manager (販売終了) | 外部公開用APIカタログ。後継はAPI Experience Hub |
API Designer | API仕様作成用ツール。GUIモードと入力補助付きテキストモードがある。 |
API Experience Hub (AEH) | 外部公開用APIカタログ。Anpoint Exchageよりカスタマイズ性が高く公開するAPIの絞り込みも可能 |
API Governance | API仕様等が指定したルールに準拠しているかを自動チェックする機能 |
API Manager | APIゲートウェイを管理する機能 |
API-led Connectivity(API主導の接続性) | APIを外部システムからのアクセスを受け持つエクスペリエンス層、業務プロセスやデータの加工を受け持つプロセス層、バックエンドのシステムとの連携を受け持つシステム層の3階層に役割に応じて分ける事により、APIの再利用性を実現するマイクロサービスアーキテクチャ。 |
APIKit for AsyncAPI | AsyncAPI仕様を基に、イベント駆動連携用のMuleアプリケーションを開発する為のフレームワーク |
APIKit for GraphQL | GraphQLスキーマに基づいて、GraphQLサービスを提供するMuleアプリケーションを開発する為のフレームワーク |
APIKit for OData v2/v4 | ODataスキーマに基づいて、ODataサービスを提供するMuleアプリケーションを開発する為のフレームワーク |
APIKit for REST | Rest API開発用のフレームワーク。APIリクエストの自動検証、API仕様からのベースフロー作成、APIメソッドのルーティングといった機能が提供される。 |
APIKit for SOAP | WSDLを利用し、SOAPサービスを提供するMuleアプリケーションを開発する為のフレームワーク |
Center for Enablement(C4E) | APIの活用を促すための体制 |
CloudHub 1.0 (販売終了) | MuleSoftが提供するマネージドの実行環境。EC2マシンベース |
CloudHub 2.0 | MuleSoftが提供するマネージドの実行環境。コンテナベース |
Dataloader.io | バックエンドでMuleSoftを利用したSalesforce用データインポート・エクスポートツール。Anypointとは別製品。 |
DataWeave | データ変換用のスクリプト言語 |
Einstein for Anypoint Code Builder | 生成AI(SalesforceのEinstein)を利用し、Muleアプリのフローを自然言語によるインプットから自動生成する機能で、Anypoint様に最適化されたモデルが利用されている。API仕様の作成やデータ変換用DataWeaveの作成、テストの作成も予定されている。 |
Flow Designer (販売終了) | Anypoint Design CenterでMuleアプリケーションを実装するための機能 |
Flow Orchestration | Salesforce内の機能ですが、Flow Builderのフローを束ね、作業ガイド(画面フロー)も組み合わせることで、多人数が絡む、より幅広い業務プロセスを自動化するツール。MuleSoft Automationの一部 |
Headless Mule | Standaloneでコントロールプレーンとは接続せずに利用する形態 |
Hybrid Standalone | Standaloneでコントロールプレーンと接続して利用する形態 |
Hyperforce | SalesforceのHyperforce同様にAWS上に構築された環境。国内は現時点では東京リージョンでIntegration Starterのみ対応。 |
IDP (国内未提供) | 請求書などの非定型ドキュメントから情報を抽出する為の仕組み。内部ではAmazon TextractやEinsteinによる生成AIが活用されている。 |
MuleSoft Automation | MuleSoftの提供する自動化製品パッケージ。MuleSoft RPA、MuleSoft Composer、Flow Orchestration、IDP、Anypoint(機能制限版)が含まれる。 |
MuleSoft Composer | ノーコードでSalesforceやNetSuite等のクラウド製品間のデータ連携を構築するためのツール。バッチ処理には非対応。オンプレミスシステムとの接続はAnypointのAPIを組み合わせる。 |
MuleSoft Composer for Salesforce (国内未提供、販売終了) | Salesforceのユーザーインターフェースで提供されたMuleSoft Composer |
MuleSoft Direct for xxx | Salesforceのユーザーインターフェースから、出来合いのMuleアプリケーションをデプロイする仕組み |
MuleSoft for Flow: Integration | SalesforceのFlow Bilderを拡張し、外部サービスのデータ更新をトリガーとしてFlow Builderフローを実行したり、Flow Builderフロー内部から外部サービスにデータ連携を行う仕組みが利用可能となる。初期40コネクタの提供予定 |
MuleSoft RPA | MuleSoftの提供するRPA製品。Unattendedの自動化に対応。作成したBotを呼びだすAPIをAnypoint ExchangeやSalesforceに公開可能。製品内でRPAオポチュニティの評価が可能な点、プロジェクト管理が可能な点が特徴。MuleSoft Automationクレジットを1分の稼働毎に消費するため、Bot実行マシン数には依存しない。 |
MuleSoft Topic Center | Anypoint Code Builder内でAPI仕様内にAgentforceで利用するトピック情報を埋め込むことが可能であり、Agentforceでは再利用可能なアセットとして選択するだけで該当トピックが利用可能となる。 |
Muleゲートウェイ | CloudHub / RuntimeFabric / Standalone上で稼働する、ゲートウェイ(Muleアプリケーション) |
MUnit | API単体テスト機能。Anypoint StusioでGUIベースのテストシナリオ作成が可能。また、Maven PluginもありCI/CDからの実行も可能。 |
Premium Connector | Oracle EBSやSAP等の一部のERP製品やEDI製品・プロトコルに対応するコネクタが有償コネクタとして提供されている。 |
Private Cloud Edition(PCE)(国内未提供) | コントロールプレーンを顧客Kubernetes基板上に構築 |
Runtime Fabric(RTF) Appliance (販売終了) | オンプレミスにて、Kubernetesベースの実行環境を構築するためのパッケージ |
Runtime Fabric(RTF) for self-managed k8s | 顧客提供のEKS/GKE/AKS/OpenShift等の環境上にKubernetesベースの実行環境を構築するためのパッケージ |
Runtime Manager | 実行環境の管理および、アプリケーションのデプロイや管理機能を提供 |
Salesforce API Catalog powered by MuleSoft | Salesfoce内のAPIカタログにAnypointのAPIを登録。また、APIを利用する際に必要となる外部ログイン情報や権限セットを自動作成する機能 |
Standalone | オンプレミスのサーバーにMuleランタイムをインストールして構築する実行環境 |
Visualizer | API間の連携を可視化する為のツール |