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Automation Anywhere A2019 - MS Accessデータベースの利用

Last updated at Posted at 2020-09-09

MS AccessデータベースにA2019からアクセスしてみる

MS Access。ものすごく久しぶりに触ってみました。
今はmdbではなく、accdbというのが拡張子なんですね。

さて、Automation Anywhere A2019からMS Accessへのアクセスは、
標準で用意されている「データベース」パッケージでアクセスが可能です。

接続設定

特に難しい設定は無く、単純に「データベース:接続」アクションをドラッグ&ドロップして、
データベースタイプとして「Microsoft Access」を指定。
データベースファイルパスとして、「デスクトップファイル」を選択しながら、.accdbファイルを指定します。
image.png

クエリー①

Select SQL文を実行するには、「データベース:読み取り」ステップを利用します。
「SELECTステートメントを入力」のところに、Select文を記載します。
項目名にスペースが入っている場合は、[]で囲むと良いですね。

この時、「CSVにデータをエクスポート」にチェックを入れてファイルを指定して置くと、クエリーした内容がCSVファイルとして出力されます。

image.png

クエリーしたデータの利用

では、「データベース:読み取り」でクエリーしたデータをBotの中で利用したい場合にどうするか。

答え: 「ループ」を利用します。

ループの選択肢に、「SQLクエリ Datasetの各行に対して」という選択肢があります。
Excelの時と同じように、レコード型の変数に各行の値が入るようです。

この時、SQL文で指定した項目が先頭から0,1,2・・・というインデックスになります。

image.png

クエリー②

より複雑な処理をBot内で実行する場合は、「データベース:Export to data table」が使えます。
image.png

こちらの方法では、データテーブル型の変数に値が格納されますので、
データテーブルパッケージや、ループのデータテーブルの各行といった処理も可能です。
image.png

その他の操作

他にも、「挿入/更新/削除」といったアクションや、トランザクションの開始/終了等、ストアドプロシージャの実行など、
一通りのデータベース処理が可能となっています。
image.png

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