アプリケーションやWebへの入力の速度を上げる
考えられる方法
色々方法は考えられるかと思います。
Webやアプリの入力としては、レコーダーでキャプチャして入力内容を変えるのが一般的でしょうか。
下記の1とか2。
ただ、ファイルを保存しようとしたりして長いパスを指定しようとすると、結構待たされたりする。
- キャプチャでオブジェクトを選択し、テキスト設定で入力
- キャプチャでオブジェクトを選択し、テキスト設定で変数を指定して入力
- クリップボードにコピーしておき、キーストロークシミュレーションでCtrl-vで入力
- キーストロークシミュレーションで変数を指定して入力
ということで、実測
作ったボットはこちら。
上記4つの方法で、開始・終了を記録しながら50回入力を繰り返しています。
それでもって、キーストロークの方はこちら。遅延10ミリ秒です。
計測結果
実測してみた結果はこちら。
まず、キーストロークシミュレーションを使った方法2つが良い結果でした。
オブジェクトをキャプチャするのに時間がかかるんでしょうかね。
方法 | かかった秒数 |
---|---|
キャプチャでテキスト入力 | 13秒 |
キャプチャで変数入力 | 11秒 |
クリップボード | 3秒 |
キーストロークで変数入力 | 17秒 |
では、もう少し違った条件では?
Windwosのエクスプローラーに、より長ーいパスを指定してみました。回数は少し減らして20回。
その結果はこちら!
文字列の長さが影響したのか、今度はクリップボードを使った方法がダントツに!!
方法 | かかった秒数 |
---|---|
キャプチャでテキスト入力 | 30秒 |
キャプチャで変数入力 | 30秒 |
クリップボード | 2秒 |
キーストロークで変数入力 | 27秒 |
まとめ
ちょっと面倒ですが、高速化したいという事であれば、クリップボード利用は有効そうな感じです。
勿論、最初はオブジェクトを掴みに必要があると思いますので、
最初の項目をキャプチャーで掴みに行き、そこからはキーボードシミュレーションで、ショートカットを使いながらというのが早そうですね。