gb4e
例文番号を振ったりするやつ。似たようなものは他にもあるが、これが一番しっくりくるのでこれを使っている。
\documentclass[uplatex,12pt]{jsarticle}
\usepackage{gb4e}
\begin{document}
\ea 吾輩は猫である。
\ex
\ea にゃあにゃあ
\ex にゃあ
\z
\z
\end{document}
gb4eは上付き文字 ^ と下付き文字 _ を数式モードの外でも有効にする機能があるが、この機能は他のパッケージと衝突しがちで使いにくい。\noautomath で無効にする方が無難。
\usepackage{gb4e}
\noautomath
また、gb4eを使うと数式モードの中で\mathrm がエラーを吐くようになる。とりあえず次のようにすると、この問題を回避できる。
\let\mrm\mathrm
\usepackage{gb4e}
\let\mathrm\mrm
forest
句構造木を書くのに便利。dvipdfmxを読み込まないとちゃんと表示されないっぽい。細かい設定ができるようだが、句構造木を書く場合は linguistics という設定を読み込んでしまうのが手っ取り早い。
\documentclass[uplatex,dvipdfmx,12pt]{jsarticle}
\usepackage{forest}
\useforestlibrary{linguistics}
\forestapplylibrarydefaults{linguistics}
\begin{document}
\begin{forest}
[S [NP [吾輩は, roof] ] [VP [猫である, roof] ] ]
\end{forest}
\end{document}
tikz-dependency
係り受け図を描くのに便利。
\documentclass[uplatex,dvipdfmx,12pt]{jsarticle}
\usepackage{tikz-dependency}
\begin{document}
\begin{dependency}
\begin{deptext}
吾輩は \& 猫 \& である \\
\end{deptext}
\depedge{2}{1}{nsubj}
\depedge{2}{3}{cop}
\end{dependency}
\begin{dependency}[arc edge, hide label]
\begin{deptext}
吾輩は \& 猫で \& ある \\
\end{deptext}
\depedge{1}{2}{D}
\depedge{2}{3}{D}
\end{dependency}
\end{document}
ebproof
証明図を描くのに便利。bussproofs というのもあるらしい。
\documentclass[uplatex,dvipdfmx,12pt]{jsarticle}
\usepackage{ebproof}
\begin{document}
\begin{prooftree}
\Hypo{A\to B}
\Hypo{A}
\Infer2{B}
\end{prooftree}
\end{document}