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卒論生のためのGitHub

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おことわり

この記事は,https://qiita.com/a_uchida/items/98b1e10c89d3119a2419 の続編です.
既にGitの使い方は理解されていることを前提としておりますので,ご了承の上お読みくださいますようお願い申し上げます.

はじめに

GitHubをファイルのバックアップとして使用することも可能であり,それだけでも十分便利ではある.
しかし,GitHubにはその他にも多数の生産性向上のための機能が搭載されている.
卒論生にとって必須ではないものの,知っておくとかなり便利なGitHubの活用方法について紹介する.

Issue

現時点で対応すべき事項を記載しておくことが可能.チーム開発を行う際は問題点と対応事項の詳細の共有にも便利.
論文執筆などの際は,タスクをまとめておくと良いだろう.

Issueの作成

image.png
右上のNew issueと書いてあるボタンを押すと,Issue作成画面に移る.
image.png
情報を入力し,Submit new issueボタンを押すと新しいIssueが作成される.

Issueと紐づいたブランチを作成する

ブランチとIssueを紐づけることにより,プルリクエストと紐づけることが可能になる.
image.png
Developmentの箇所にある"Create a branch"と書いてある部分をクリックすると,GitHub上でブランチの作成が可能である.
作成後,ローカル上に反映させるためには以下のコマンドを入力する.

$ git fetch
$ git checkout <branch-name>

Pull requests

GitHub上でブランチをマージするもの.Gitの機能だけでもマージだけなら可能であるが,マージ前にコードレビューをしやすくするためにこれを用いる.
チーム開発ではもちろん,個人でも差分の確認を簡単に行うことができる.

image.png
ブランチに何らかのコミットをしていると,Compare & pull requestというボタンが表示されるので,これをクリックする.
すると,下記のプルリクエスト作成画面に移るので,必要に応じて情報を追記する.下の方でファイルの比較も可能.
image.png
プルリクエストを作成すると,プルリクエスト詳細画面に移り,ファイルの比較やマージが可能.
マージするには,Merge pull requestをクリックする.
本記事では説明を省くが,マージ可能な条件を設定することも可能である.これにより,誤って不正なマージが行われないようにすることができる.
image.png

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