はじめに
長い間、いろいろなシステムに携わってきましたが
なかには作ってみたものの結局使ってもらえず終わってしまったものも多くありました。
それはなぜか?
使ってもらえるシステムを作るにはどうしたらいいのか?
コンサルタントに必要な知識を持っていれば作れるんじゃない?
と考え、
コンサルタントはなんぞや
にフォーカスし、自分なりにまとめてみました。
##コンサルタントとは?
コンサルタントっていったい何をしてくれるんだろう?
って明確にイメージ出来ますか?
私はいまいちイメージが出来ていません。
調べてみると自分の仕事に関わってくるところだと
- ITコンサルタント
- システムコンサルタント
この2つの違いって?
サイトによって色々ですが、私のイメージに近いのが以下
ITコンサルタントとは?
字のごとく**「技術に関するコンサルタント」**
すなわち、”技術で達成したいこと”の相談に乗ってくれる人
技術で解決したい課題が明確になっている場合はこちらに相談
システムコンサルタントとは?
「仕組みに関するコンサルタント」
ビジネスを成功させる業務の仕組みを相談する相手
この範囲は広い!!
ビジネスモデルの一部から細かい業務フローまで含まれます。
業務フローにはITを使う業務も使わない業務も包含するので、
ITは解決手段の1つにしか過ぎない
では、ユーザーに使ってもらえるシステムを作るにはどっちの知識が必要なのか?
私はどっちもだと思います。(当たり前だ!!って突っ込み入りそうですがw)
コンサルタントに必要な知識
- コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
- 業務フローの知識・理解
- IT技術に関する深い知識・経験
- 論理的思考力
具体的に見ていくと
- コミュニケーション能力
- 相手の言っていることを(ハイレベルな精度で)正しく理解すし整理する能力
- クライアントが考えることを引き出す質問力
- 自分の意見をわかりやすく、誤解なく相手に伝える能力
- 論理的思考力
- クライアントの課題をヒアリングするとき、問題が発生したときに原因を分析して解決策を考えるとき、仮説を設定し検証方法を考えるときなどあらゆる場面で必要とされる能力
-
代表的な論理的思考力法に
・クリティカルシンキング(批判的思考)
・MECE(漏れなくダブりなく)
・ロジックツリー
・仮説思考、問題解決思考
があります。
- 業務フロー、IT技術に関する深い知識・経験
- は字のごとくですね。 これらがわからないと何か課題なのか、問題点なのかわらからない 実現するための提案が出来ない ということになります。
まとめ
ざっくりと書き出しましたが、どれもこれもユーザーが使ってくれるシステム作りには
必要な知識だと感じました。
と同時に、今までがシステムよがりのシステムを作ってきたから使ってもらえなかったのではないかと
ちょっと反省しています。
ワクワクするシステムをつくるために!
わくわくする仕事をするために!
これからはこれをどう学んでいくか、活かしていくかが課題になってきます。
もう少し、コンサルタントについて深堀しなくてはならないのですが
まずは触りということでまとめさせていただきました。
何かの参考になったら嬉しいです。