はじめに
EC2 に ElasticSerach / Kibana4 をインストールして、Kibana4 でデータ表示するまでをまとめました。
インストール
事前準備
root にユーザ切替して作業します( $ sudo su -
)。
パッケージを更新します。
$ yum update -y
Swap領域を設定します。
$ dd if=/dev/zero of=/swap.img bs=1M count=2048
$ chmod 600 /swap.img
$ mkswap /swap.img
$ bash -c 'echo "/swap.img swap swap defaults 0 0" >> /etc/fstab'
日本時間に設定します。
$ vi /etc/sysconfig/clock
clockファイルのZONEをZONE="Asia/Tokyo”に書き換えます。
ローカルタイムを設定し、再起動します。
$ ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
$ reboot
インストール
root にユーザ切替して作業します。
ElasticSearch / Kibana インストール
yum でインストールできるように準備します。
$ rpm --import https://packages.elastic.co/GPG-KEY-elasticsearch
$ vim /etc/yum.repos.d/elasticsearch.repo
[elasticsearch-2.x]
name=Elasticsearch repository for 2.x packages
baseurl=http://packages.elastic.co/elasticsearch/2.x/centos
gpgcheck=1
gpgkey=http://packages.elastic.co/GPG-KEY-elasticsearch
enabled=1
[kibana-4.4]
name=Kibana repository for 4.4.x packages
baseurl=http://packages.elastic.co/kibana/4.4/centos
gpgcheck=1
gpgkey=http://packages.elastic.co/GPG-KEY-elasticsearch
enabled=1
ElasticSearch をインストールします。
$ yum install elasticsearch -y
$ service elasticsearch start
$ chkconfig elasticsearch on
Kibana4 をインストールします。
$ yum install kibana -y
$ service kibana start
$ chkconfig kibana on
サンプルデータを投入します。
harukasan/kibana-testdata をダウンロードして、ElasticSearch に投入します。
$ wget https://github.com/harukasan/kibana-testdata/blob/master/events.json?raw=true events.json
$ curl -s -XPOST localhost:9200/_bulk --data-binary @events.json > /dev/null
Kibana4 を起動する
インデックスを作成する
ブラウザから http://(EC2のIPアドレス):5601/ を開くと、インデックスの作成を求められます。
Index name or pattern を「sample_service-*」に修正すると、[Create] ボタンが表示されるので、クリックします。
Discover - 必要なデータを発見する
サンプルデータでは2014年4月27日のデータしかないので、右上の [Time filter] から期間を設定します。
[Time filter] の下にグラフとデータが表示されているので、見やすいように [Time filter] を閉じます。
Visualize する
[Visualize] タブをクリックし、適当なグラフを選択します。
まとめ
ElasticSearch / Kibana4 を yum でインストールする手順で環境を構築しました。
AWSであれば ElasticSearch Service を使えばいいのですが、この場合Fluentd を別環境に用意する必要があります。開発時には1つの環境で開発できたほうが楽なので、今回のやり方で環境を準備するとよいかなと。