2025年になりましたね。
最初に今年の抱負を記そうと思います。
2024年も終わりに差し迫った某日、なんとなく1年を振り返りました。
2024年は色々勉強になった1年だったと思います。
・・・なのですが、ここ数年、仕事だけでなく、色んな面でなんだか伸び悩んでいる気がしていました。
そんなあるとき、職場で、「直感に頼っている事が多いのではないか(だから論理的に考えよう)」という助言を頂きました。
これに似たようなことを、他の人にも言われたことがあります。
指導してくれる(くれた)人たちがそういうのなら、きっとそうなのだろう。
そして、そう言われた私も、すとんと腑に落ちました。
仕事のときは、着手しながら考えている事が多いです。
直感が全て的中するわけでもなく、勝算がないまま進めることもあるので、不毛な時間や作業が発生します。
そして、直感に頼りがちだと、ある水準より難しいことなどに直面すると太刀打ちできない現実に打ちのめされます。
それが、自分がここ数年、色んな面で伸び悩んでいた原因の1つだったのかもしれません。
なので、伸び悩んでいる分野では、直感の成功確率を上げるために、
2025年は、
思いつき→実行
の「→」に、「論理的思考」を挟もうと思います!
長々と失礼しました!では本題です
2024年、Gmailで受信できない問題大変でしたよね
今では、Gmail届かないこともあるよね、という風潮が認知されているのを実感します。
ですが、最初のころは、認知されておらず色々大変でした。
何が大変だったかなと振り返ると。。。
大変だったこと
・メールフォームの自動返信メールが届かない
・弊社ではGmailへのDKIM導入を推奨していたのですが、導入するメリットの説明が難しい(社内外で)
・(記憶が曖昧ですが)前触れ無しにGmailのガイドラインが変わり、短期間の間、てんやわんやで対応していた
急にガイドラインが変わって、てんやわんやだったのが、大変だったんだと書いてて思い出しました
DKIMの何が大変だったか
まず、自分も含め、理解と説明が難しいと感じました。
お客様のホームページでメールフォームから送信されるメールにDKIM署名を付与するよう設定するにも、理解してもらい、同意を得る必要があります。
社内でDKIMを導入すると決まってから、クライアント様に説明用の原稿を作るのを頼まれたのですが、自分がそもそもDKIMて・・・何?という感じでした。
DKIMとは
一言でいうと、「このメールはちゃんとしたとこから送られてるものだよ」というのを証明する送信ドメイン認証技術だそうです。
なので、メールサーバーとDNSサーバーで設定が必要とのこと。
ITパスポートの勉強時、「秘密鍵」、「公開鍵」がありましたが、それが関わっています。(今回は関係ないけど、「共通鍵」とかもあってややこしいし、鍵系は何度解説を読んでもしっくりこない 共通鍵は、ICカードなど、素早い処理に使用されるようです。)
SSLサーバー証明書や、今回のメールのドメイン認証は、公開鍵と暗号鍵が使われているようです。SSLサーバー証明書は、業務内でよく発行や更新をしますが、仕組みをちゃんと理解していなかったので、復習しました。
同じ鍵は鍵なのに、DKIMとSSLでは何が違うの??という方は、この記事を読むと分かりやすいかと思います。
▼参考にした記事のリンク
- 【図解あり】DKIMの役割を3分で解説!!ドメイン送信技術のDKIMの仕組みを理解しよう
- 2024年4月からGmail利用者にメルマガが届かなくなる?ガイドライン変更の影響と対策
- 公開鍵暗号方式を美味しく学ぼう!#例えて学ぶセキュリティ
- 秘密鍵、公開鍵とは?使用される暗号化の仕組みも解説
- サービスでメールを使う時にに知っておきたい『SMTP-AUTH』『SPF』『DKIM』『DMARC』『SSL』について(セキュリティ面)
あとはこれをクライアント様用に理解してもらう原稿にすること、が課題でした。
Gmailが受信できないことで、お客様の被害が1番大きいのは、メールフォームからの自動返信メールが受け取れないことかなと思いました。
しかも、クライアント様としても、困るであろうことが具体的に想像しやすいのも、メールフォームです。
なので、ここを軸に(鍵どうこうは置いておいて)、原稿を作ることに決めました。
Gmailが届かない原因について
最初に、Gmailのガイドラインが変わった影響で、メールフォームの自動返信メールの受信ができないことがある。という説明を書きました。
どんな状況でGmail受け取りができないのかを、具体的にいくつかリスト化し、自分のケースに置き換えてもらえるようにしました。
次に、じゃあどうすればいいの?ということを説明する
そして、クライアント様側で、やらない方がいいことを提示しました。
メール送信者のガイドラインに、詳しく記載されています(長いし複雑)。
やらない方がいいこと(例)
- 不特定多数に一斉送信をする
- 適切な「メルマガ配信サービス」を使わずにメルマガを配信する
- BCCを使用して複数人にメールを送る
そして弊社で可能な対策はDKIMを入れることです。説明しました。
こんな感じのことを原稿にしました。(ここで書いたことは3〜4割ほど)
ガイドラインが変わったことで、てんやわんやでした!
Gmailはシェア率が高いこともあり、安全性を高めるためにも、ガイドラインは強化されるのかな?と思いました。
Googleだけでなく、他のツールでも仕様変更はあるかと思います。
今まで当たり前に使っているツールでも、急に変化が起こるということもあるんだなと肝に銘じます。
2025年の崖が来た。
2、3年前に「2025年の崖」という問題を知った時、へ〜そうなんだ。くらいにしか考えていませんでしたが、今年になって、「あ〜ついに来ちゃったんだな(すでに来ていたんだな)」と思いました。
去年のDKIM導入もある意味、DXかと思うし、私が気づいていなかっただけで常に世の中は変化してるんだよな〜と実感しました。
▼参考
ただでさえWebやIT業界はトレンドなだ入れ替わり激しいと思ってますが、世の中の流れが早すぎて、正直、いつまでスタミナ持つかなぁ。というのが本音です。
今年は、いろんな意味で体力つけれたらいいなと思います