0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

GL.iNet の Mango (GL-MT300N-V2) を OpenWrt 化した時のメモ

Last updated at Posted at 2025-04-23

実家に帰った時に『TV に "Wi-Fi で接続しました" みたいな表示が出るので邪魔』だと言われたので Mango を無線 LAN コンバーター代わりにした。
この時無駄に OpenWrt 化したのだけど非常に簡単にできた。(尚、TV に有線で接続しても『有線で接続しました』と出るだけだったようなので実質意味はなかったようだ。)
参考にした情報が 2020 年頃の情報が多く、現在だと多少違っている部分があるのでまとめた。

購入直後の Mango の確認

  • WAN 側ポートに上流のルーターに繋がっているケーブルを挿します (多分ここ大事, 上流に DHCP サーバーがいないと LAN 側に接続した設定用 PC の IP アドレスが決まらずに接続できないんじゃないかなと思う)。
  • LAN 側ポートに設定用 PCに繋がっているケーブルを挿します。
  • Mango の電源を入れます。
  • 設定用 PC でブラウザを開き, 192.168.8.1 に接続します。
  • 管理者パスワードの設定ページでパスワードを設定します。

また、管理ページでまずは無線 LAN をオフにしたほうがいいです。
最初からオンになっていて誰でも接続できる状態です。

まずは試しに Mango の公式ファームウェアを書き込んでみる。

管理ページの "Advanced" -> "System" -> "Backup / Flash Firmware" でファームウェアの書き換えを行います。

Mango の公式のファームウェアは以下のページからダウンロードします。

https://fw.gl-inet.com/firmware/mt300n-v2/release4/openwrt-mt300n-v2-4.3.18-0823-1724399860.bin
のようなファイルです。

"Flash image..." を押下するとアップロードと検証が始まります。
検証結果を確認し、"Proceed" を押下で書き込みが始まります。

そのまましばらく待つと書き込みが完了するはずです。

OpenWrt のファームウェアを書き込む

Mango の公式のファームウェアを書き込むのと同様の手順で OpenWrt のファームウェアも書き込むことができます。

まずは OpenWrt の公式サイトでの Mango の情報ページを確認しておきます。

OpenWrt 化で使用するファームウェアは OpenWrt の Firmware Selector で "GL-MT300N" と入力して検索します。

尚、ファームウェアは OpenWrt の公式サイトの "Downloads""Stable Release builds" のような表記の所から探す事もでき、以下のような URL になります。

https://downloads.openwrt.org/releases/19.07.5/targets/ramips/mt76x8/openwrt-19.07.5-ramips-mt76x8-gl-mt300n-v2-squashfs-sysupgrade.bin
https://downloads.openwrt.org/releases/24.10.1/targets/ramips/mt76x8/openwrt-24.10.1-ramips-mt76x8-glinet_gl-mt300n-v2-initramfs-kernel.bin
https://downloads.openwrt.org/releases/24.10.1/targets/ramips/mt76x8/openwrt-24.10.1-ramips-mt76x8-glinet_gl-mt300n-v2-squashfs-sysupgrade.bin

OpenWrt 化が完了した後は LAN 側アドレスは Mango 標準の 192.168.8.1 ではなく, OpenWrt 標準の 192.168.1.1 になります。
接続する時は気を付けて下さい。

Mango 公式のファームウェアに戻したければ本体のリセットボタンを使ってファクトリーリセットで戻せるようです。

OpenWrt 化した直後のアクセス方法

ブラウザでアクセスする場合は
http://192.168.1.1

SSH 接続する場合は
$ ssh root@192.168.1.1

いずれの場合も最初はパスワードは設定されていない。
ユーザー名は root で, ブラウザの場合はパスワードは何を入れても通る, SSH 接続の場合はパスワードは聞かれない。

最初は 無線 LAN は無効状態になっているので有効化しない限り有線接続しかできない。

その後は

SSH 接続して opkg でパッケージなどを入れるとちゃんと OpenWrt を使ってる気分になれるはず。詳しくは Web で opkg -h でヘルプがみれます。

参考ページ各種

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?